ソニークリエーティブソフトウエアは、ビデオ編集ソフトVegas Movie Studio 9 Platinum Editionの後継となるVegas Movie Studio HD Plutinum 10を発表した。（株）フックアップより、6月25日発売となる。
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10は、お手頃な価格ながらHD映像編集からBD & DVDオーサリングまで総合的に行えるビデオ編集ソフト。音楽制作・編集・ミックスソフトACID Music Studio 8や、サウンド録音・編集ソフトSound Forge Audio Studio 10も同時発表され、これらを同梱したスイートも販売される。
使いやすさを重視した新機能
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10の新機能を列記すると、下記のようになる。
・最大各10のオーディオ／ビデオトラックを使用可能
・手ブレ補正機能
・簡素化されたホワイトバランス
・トリマーによるサブクリップの作成
・再生時、プレビューサイズ・画質の自動設定
・Zplane社ellastique audioによるタイムストレッチ＆ピッチシフト
・簡単になったウェルカム画面と新規プロジェクトウィザード
・ウィンドウレイアウト
・デバイスエクスプローラーウィンドウ
・追加ホットキーとワークフローの改良
・全ビデオフォーマットで使えるカスタムレンダリングテンプレート
・インターネット配布に適した改良版プロジェクト／レンダリングプレート
・暗めのカラーパレット
・統合DVD作成機能
・グラデーションワイプトランジョン
多岐にわたる機能の追加・強化が図られているが、もともとVegas Proなどプロ向けソフトに搭載されるような高度な機能を簡単に使いやすくしたものも多く含まれる。例えば、「シンプルなホワイトバランス」機能はプロ用ツールの「カラーコレクター」（二次色補正）の簡易版で、ビデオクリップの中で基準にする白色を選択することにより、クリップ全体の色補正を行える。
「手ブレ補正」は手持ち撮影や簡易的なムービー機器で撮影した映像の手ブレ軽減ができるし、「デバイスエクスプローラー」で記憶メディア上のコンテンツをすばやくブラウズできるなど、さらなる使いやすさの向上を図っている。最大で各10のビデオトラックとオーディオトラックが扱えるようになったのもポイントの一つ。多数のトラックを利用して、さまざまな映像・音素材をすっきり整頓しながら、プロのような複雑なプロジェクトや編集テクニックを駆使した作業が行える。
また、タイムラインから直接ＤＶＤ作成が行えるようになり、メニュー画面なしＤＶＤのオーサリングには最適だ。Vegas Movie Studio HD Plutinum 10に内蔵されるDVD Architect Studio 5.0は、新たにBDのオーサリングに対応し、12種類のHD解像度テーマが設定できる。
複数のアプリを同梱したスイート2種類も発売
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10 Suiteは、Vegas Movie Studio HD Plutinum 10に先述のSound Forge Audio Studio 10を同梱、DVD Architect Studio 5.0とVocal Eraserプラグインを内蔵、さらにNewBlueFXのオーディオ＆ビデオエフェクトコレクションや400曲のサウンドトラック、チュートリアルDVDが付属する。これで約5,000円の価格差はお得感あり。
さらに、Sound Forge Audio Studio 10とACID Music Studio 8、写真編集ソフトPhoto Goを同梱し、360曲の専用サウンドトラックが付属する統合スイートImagination Studio Suite 2も発売される。
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10 ……￥14,490
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10特別優待版 ……￥10,290
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10 Suite ……￥19,740
Vegas Movie Studio HD Plutinum 10 Suite特別優待版 ……￥15,540
Imagination Studio Suite 2 ……￥26,040
問・発売元 ： フックアップ Tel. 03-6240-1213
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ソニークリエーティブソフトウエア http://www.sonycreativesoftware.com/
