▲『LinkBox 2』と位置情報検出センサー 、 LinkBox FIZ(レンズエンコーダシステム)セッティング例

 

ビジュアル・グラフィックス株式会社は、同期信号⼊⼒に対応し、正確なフレームレートでトラッキングデータを送出できるバーチャル⽤カメラトラッキングシステム『LinkBox 2』を2⽉末から発売した。価格は1,045,000円(税込)。

『LinkBox 2』は、従来モデル「LinkBox」の後継機で、位置検出⽤マーカーが不要な特徴を受け継ぎつつ、トラッキング精度と速度を向上。セットアップの⼿間なくバーチャルシステムの設置、運⽤を実現し、LEDディスプレイを背景にしたIn-CameraVFX(インカメラVFX)やグリーンバック合成などのバーチャル運⽤に幅広く対応する。同社では、『LinkBox 2』を活⽤したバーチャルスタジオや、リアルタイムCGエンジン「EpicGames Unreal Engine」との組み合わせでのCG合成送出などのシステムインテグレーションサービスを展開する。

『LinkBox 2』は、位置検出センサーと⼩型の本体で構成されている。位置検出センサーを撮影するカメラに搭載することで、カメラの位置と向きを演算。FreeD D1 形式で Unreal Engine等、FreeDに対応したバーチャル映像⽣成環境(CG レンダラー)へ送信することができる。

また、新型位置検出センサーを採⽤。特徴点検出⽤のステレオカメラと姿勢センサー(6軸 IMU)を搭載。Visual SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)アルゴリズムの改善により特徴点の誤検出を減らし、⾼い精度を実現しました。加えて、外部同期信号の⼊⼒に対応。撮影環境のフレームレートと正確に同期した位置情報を最⾼ 60fps で出⼒でき、CG 映像との合成時に滑らかな動きを実現。LED ディスプレイを背景にした In-CameraVFX(インカメラVFX)やグリーンバック合成などのバーチャル運⽤に幅広く対応する。

また、ズーム値をはじめとするレンズの状態を検出するレンズエンコーダーシステム『LinkBoxFIZ』も275,000円(税込)で同時発売。CG をカメラの画⾓に連動させることができる。

前モデルのLinkBox同様、セットアップの容易さを継承。CG 上に設定した原点に設置しリセットするだけで、バーチャル運⽤を開始できる。位置検出⽤マーカーの設置や、キャリブレーションなどの設定は⼀切不要で、ステレオカメラセンサーを撮影⽤カメラに設置し、センサーの向きとカメラ本体との差分位置を⼊⼒するだけで、撮影スタンバイが可能。

撮影時は原点にカメラを設置しリセットするだけよいという。マーカー設置が難しい現場や、撮影場所の移動を伴う場合も柔軟に対処できる。

加えて、『LinkBox 2』には撮影時の位置情報をトラッキングデータとして記録する機能が⽤意されている。FBX 形式に変換することで、ポストプロダクションでの合成作業に活⽤する機能も提供予定だという。

 

ビジュアル・グラフィクス株式会社
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