※このウェビナーは2020年8月14日に開催したものです。

 

本ウェビナーでは、TVCMなどの撮影現場において、映像品質の管理やデータ保全を行うDIT(デジタル・イメージング・テクニシャン)という立場で活躍する渡辺裕之さんに、カラーグレーディングを前提とした撮影ノウハウから、カラーグレーディングの前段となる編集ソフトに読み込んだデータの管理まで、丁寧に解説していただきます。

 

●本編の動画

本映像は、2020年8月14日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●チャプター

1.DITの仕事

2.カラーグレーディングに最適な映像を記録できるカメラとは?

3.カラーグレーディングに最適な映像データを記録する

●RAW記録とは?
カメラやメーカーによってのRAWデータの違い
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの運用術
●Log記録とは?
カメラやメーカーによってのLogの違い
α7S IIIの運用術
●失敗しないための必須知識
Log撮影時の「10bit記録」が必要な訳
ラティチュードを優先するためのベース感度と感度設定
黒の階調を優先する方法?
カラーチャートはどこに置いて、どれくらいの大きさで撮るのが正解?
RAWデータでは画像サイズの選択肢が少ないのはなぜ?
RAW撮影時のモニター表示とファイルに記録されたデータは別(LUT)とは?
LUTの作り方と、撮影時に適用してモニターする方法
撮影時の映像信号モニターの見方

4.記録されたデータを100%活かすRAW現像とLogデータの扱い方

●DaVinci Resolveを使った撮影後のファーストステップ
カラーチャートの活用
ベースを整える
波形モニターやベクトルスコープの見方
LUTの活用
●Tips集
日本語版と英語版
HSファイルの扱い方

 

 

●登壇者

渡辺裕之

大学生の時に経験した地方局でのアルバイトをきっかけに、映像業界に入る。株式会社レイ(マックレイ事業本部)で17年経験ののち独立し、現在はフリーのDITとしてCMを中心に広告系映像の撮影に関わる。様々な作品の狙いに柔軟に対応できるよう、常に各社の最新機材動向を注視し、幅広く対応できるように心がけている。最近ではDITの延長線として、ドローンのオペレーションやライブ配信も行う。