サブスクVSW128『DRAWING AND MANUALの映像×地方創生の取り組み』



※このウェビナーは2022年8月4日に開催したものです。

 

いち早くから映像制作×地方創生の取り組みを実施してきたドローイングアンドマニュアルの中谷公佑さんを講師に迎えお送りします。同社ではこれまでに徳島県、北海道白老郡白老町、石川県金沢市、新潟県西蒲区、茨城県つくばみらい市、東北6県、大分県別府市、沖縄県名護市などの地域活性化に携わっています。東京で仕事を受注して映像を作って終わりではなく、徳島県、金沢、白老には自社オフィスも構え、地元自治体や住民と連携し中長期でプロモーション活動に取り組んでいます。

このウェビナーでは中谷さんが手がけた茨城県つくばみらい市と中谷さんの生まれ故郷でもある白老町の実例をもとに地方創生の企画の考え方や地元と共に取り組むプロモーション活動の裏側についてお話いただきました。

 

●本編の動画

プレイヤーのこのアイコンをクリックすると、チャプターを一覧できます。

 

1.中谷さんの自己紹介と日頃のお仕事の紹介

2.ドローイングアンドマニュアルでの地方創生の取り組みと

そもそもの地方創生に力を入れることになった経緯など

3.つくばみらい市での地方プロモーション

4.白老町でのプロモーション
5.まとめ

 

 

●登壇者

中谷公祐(ドローイングアンドマニュアル)

1992年 北海道白老町出身。東京学芸大学教育学部理科専修卒。株式会社エンジンフイルムを経て、2017年DRAWING AND MANUALに参加。「企画から納品まで」の全てを仕切ることを得意とするユーティリティプランナー。クライアントは、JR ecute、サントリー、つくばみらい市市役所、徳島県庁、すごろくや、CSPセントラル警備保障、ラグビーW杯PR、角川ドワンゴ学園N高校、イトーキなど。地元である北海道白老町でも映像制作やワークショップの開催など精力的に活動する。自身の立ち上げたオーケストラで指揮も振る。

WEB

●中谷さんが手がけた地方創生の取り組み

茨城県つくばみらい市でのプロモーションキャンペーンの実例。今年で4年目を迎える取り組み。1年目は市民100人をポートレート撮影し、ポスターを街中に掲出。2年目は移住者やUターン者を対象にインタビュー動画を制作し、つくばみらい市にしかない魅力とは何かを浮き彫りにした。3年目は市民200人が参加し、ポカリスエットCMの楽曲制作で知られるROTH BART BARON作曲のオリジナルソング「MIRAI」を大合唱。

▲白老町の魅力を伝えるために作った自主制作作品

 

▲白老町の住民を対象に実施した映像制作ワークショップの模様

 

中谷さんの生まれ故郷。高校まで過ごしていた地元だったが、東京に出てくるまで当たり前のことで地元の魅力に気づかなかった。大体的なキャンペーンではなく、自分の身近な人たちに白老の魅力が伝わればいいと考えている。始めに会社の後輩と白老を訪れ、観光体験ムービーを制作した。元々は白老町に戻って色々な仕事をしたいと思っていたが、金銭面などの壁に直面。また同時期に、地方のお金を東京の会社が吸い上げるような仕事の仕組みに疑問を感じ、地方創生のあり方に違和感を覚え始めた。お金や技術を得るのは東京の仕事でいい。白老の人たちとは、本当にやりたいことを一緒にやる。現在は白老町にオフィスを設立し、地元に家賃を収めている。

 

vsw