10月19日発売VIDEO SALON11月号の特集では動画を活用したメディアや企業のオウンドメディアにフォーカスします。従来まではテキストベースのメディアが中心でしたが、いまや動画を活用するのが当たり前。視聴者層や情報を届けたいターゲットを明確にし、ジャンルを細分化させた動画が日々大量に生まれています。

そこで求められるのはありきたりな内容ではなく、とにかくコンテンツとしておもしろい動画。ニュース、料理、テレビ局、それぞれのメディアの方針のもと、どんな動画を作っているのか? 動画の制作フローや情報を伝えるためのこだわりポイントなど、そこに関わるクリエイターを講師に招き、現場の声をお届けします。

 

月間総再生数4000万回・bouncyの動画づくり作法

この講座では、月間動画総再生数が4000万回を超えるWEBメディア。bouncy(バウンシー)の動画制作を学びます。

bouncy(バウンシー)は、動画をメインにファンとコミュニケーションする、ミレニアル世代のための「テクノロジー&ガジェットメディア」として、最新テクノロジーやガジェット情報などを発信しているメディア。FacebookやTwitterなどSNSの総フォロワーは100万人を超えます。

今回は、そんな人気メディアであるbouncyのWEB動画戦略と、動画づくりのルールを紐解いていきます。編集長の津田啓夢さんと副編集長の大村宗資さんが登壇し、メディアの体制やコンテンツを量産する仕組み、視聴者を見させる制作ポイントや大切にしていることなどをお話いただきます。

bouncy:https://moov.ooo/bouncy

 

●ウェビナーを見る

本映像は、2024年9月7日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●登壇者

 

津田啓夢

1977年東京生まれ。東京造形大学卒業。動画メディア「bouncy」(バウンシー)編集長。

1999年、ソフトバンク(現ガンホー)に参加し、情報処理・商品撮影・バイヤーを経験。2002年に記者・編集者・デスクとしてインプレスに入社。その後、2013年にAOLに入社し、Engadgetのシニアエディターとして活躍。2018年に動画メディアbouncyに参加し、事業責任者 兼 副編集長としてbouncyを朝日新聞社に譲渡。その後編集長に就任し、2022年10月、朝日新聞社の100%出資子会社となる朝日デジタルラボを設立。

 

大村宗資

動画メディア「bouncy」(バウンシー)副編集長。8年間バラエティ番組の動画編集を担当後、2018年からbouncyに所属。コンテンツの企画から撮影・編集・配信まで一貫して行う。主にタイアップコンテンツを担当。1児の父。海、スポーツ、子育て系の動画が得意。

 

●講座の内容

再生数は毎月4000万超、未来を感じる動画メディア「bouncy」の映像作法

1.メディア概要・体制

「月間120本の動画制作を実現するメディア方針」「編集部員はたったの5人?」

2.分散メディアの特徴

「動画を分散させてタッチポイントを増やす」「ターゲットにあったSNS選定、再生数はFacebookが最多」

3.コンテンツ量産の仕組み

「キュレーションとオリジナルの二本柱」「動画ライターなどの仕組み化」

4.動画で大事にしているポイント

「WOW!」「冒頭で飽きさせない工夫」「視聴デバイスを意識した動画づくり」「テロップの文字数の徹底」「4秒に1回画を変える」

5.クリエイティブを誇らない!その理由とは

6.bouncyの動画は見てくれる人のため。bouncyから未来へのチャレンジャーを増やす