ソニーは、35mmフルサイズ対応α Eマウントレンズとして、小型・軽量ながら超広角20mmから70mmまでの幅広いズーム域をカバーする『FE 20-70mm F4 G』を2月10日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は185,000円前後(税込)。

『FE 20-70mm F4 G』は、標準ズームレンズとして新たに超広角20mmから70mmまでをカバーし、幅広いズーム全域で開放F値4の明るさを実現。最新の光学設計とソニー独自のXDリニアモーターにより、全長99mm、質量約488gとレンズの小型・軽量化による高い携帯性を実現。

最新の光学設計により、ズーム全域で高い解像性能を発揮し、また、9枚羽根の円形絞りと球面収差の最適化により、Gレンズならではの美しく柔らかいぼけを表現する。ズーム全域で短い最短撮影距離(AF時は0.3(W)-0.25(T)m)での近接撮影が可能で、最大撮影倍率も被写体を大きく写すことができる0.39倍を実現。これにより、小さな花や、料理の撮影などに加え、浅い被写界でぼけを活かした印象的な撮影が可能。

また、最新のXDリニアモーター2基が、高い推力で高速・高精度なAFをズーム全域で可能にしている。同XDリニアモーターにより推力効率が従来機種より大幅に向上し、AF速度が従来比で約60%高速化。さらに、動体への追随性能も従来比で約2倍に向上。

また、動画・静止画どちらの撮影でも使いやすいボタン位置のデザインに加え、撮影中の意図しない操作を防ぐアイリスロックスイッチなど、操作性を実現している。

 

小型・軽量デザインで超広角20mmから70mmまでカバー

・風景やポートレートなど、幅広い撮影領域で活躍する焦点距離
・ズーム全域で開放F値4の明るさを実現
・高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚の採用など、最新の光学設計で高い解像性能と美しいぼけ描写
・9枚羽根の円形絞りと適切な球面収差を設計することで、フルサイズならではの大きなぼけを柔らかく表現
・最短撮影距離がAF時0.3m(ワイド端)-0.25m(テレ端)、MF時0.25mの高い近接撮影性能
・被写体を大きく写すことができる、最大撮影倍率0.39倍
・最新の光学設計とソニー独自のXD(extreme dynamic)リニアモーターにより、約488gの小型・軽量デザインを実現
・フォーカシングでレンズが繰り出さない「インターナルフォーカシング」を採用

▲『FE 20-70mm F4 G』の作例

 

 

高い映像品位を実現する動画性能

・フォーカス時のブリージングやズーム操作に伴うフォーカスシフト、軸ずれを抑制し、動画に求められるなめらかな表現を可能に
・XDリニアモーターや新開発の絞りユニットの採用により、動画撮影中の操作音や振動を抑制
・高性能手ブレ補正「アクティブモード」に対応
・ズーム全域でαシリーズカメラの「ブリージング補正機能」に対応

▲『FE 20-70mm F4 G』使用イメージ

 

静止画・動画問わずボディの高速性能を引き出すAF性能

・最新のXD(extreme dynamic)リニアモーター2基を採用し、高い推力で高速かつ静粛、振動を抑えたフォーカス駆動が可能
・推力効率が従来機種より大幅に向上したため、AF速度が従来比で約60%高速化
・動体への追随性能も従来比で約2倍向上

 

主な仕様

●レンズ構成:13群16枚
●最短撮影距離:0.3m(ワイド端)-0.25m(テレ端)(AF時)、0.25m(MF時)
●最大撮影倍率:0.39倍
●焦点距離:20-70mm
●焦点距離イメージ:30-105mm
●フィルター径:72mm
●大きさ:最大径78.7mm×長さ99mm
●質量:約488g

 

 

 

◉製品情報
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2070G/

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/