株式会社ニコンイメージングジャパンは、ニコン Z マウント採用のフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠ズームレンズ『NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR』を8月に発売する。価格はオープンで市場想定価格は250,000円前後(税込)。
『NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR』は、高い機動性と優れた操作性を備える超望遠ズームレンズ。野鳥や野生動物、飛行機など、遠くの被写体を大きく捉え、迫力のある撮影を実現。
さらに、広角端での最短撮影距離が1.3 m、望遠端の最短撮影距離は2.4mと短いため、例えば野鳥を撮る合間に足元の花や昆虫など、近くの被写体の撮影も可能。幅広い焦点距離域をカバーすることで、レンズを交換することなくこの1本で多彩な撮影が楽しめるとしている。
また、軽量設計や手ブレ補正効果5.5段などにより高い機動性を実現し、インターナルズーム機構の採用などで操作性も大幅に向上。
主な特長
• 180mmから600mmまでの焦点距離をカバーしながら、質量約1955gと軽量化を実現
• 広角端での最短撮影距離が1.3mと短いため、足元の花や昆虫など、近くの被写体の撮影にも対応
• 5.5段の高い手ブレ補正効果により、手持ち撮影や暗所での撮影でも効果的にブレを軽減
• 「STM(ステッピングモーター)」を採用し、高速で静粛なAFを実現
• インターナルズーム機構の採用により、ズーミング時の重心の安定性や防塵性能などを向上
• 割り当てられる機能が豊富で便利な「レンズFnボタン」を前方に4つ配置し、手持ち撮影時でも操作しやすい設計
• フードが外れにくいレンズフードロック解除ボタン付きのレンズフードを採用
• 防塵・防滴に配慮した設計※2と、レンズ前面に防汚性能に優れたフッ素コートを採用
• 滑らかに動作し操作音が収録されにくい「コントロールリング」に加え、フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計で、動画撮影にも最適
• テレコンバーター装着時においても高い解像感を維持し、「Z TELECONVERTER TC-1.4x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を840mmまで、「Z TELECONVERTER TC-2.0x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を1200mmまで拡大可能
• EDレンズを6枚採用したことにより、色収差を効果的に補正
主な仕様
マウント |
ニコン Z マウント |
焦点距離 |
180mm-600mm |
最大口径比 |
1:5.6-6.3 |
レンズ構成 |
17群25枚(EDレンズ6枚、非球面レンズ1枚、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 |
13°40′– 4°10′(撮像範囲FX)9°–2°40′(撮像範囲DX) |
寸法 |
約110mm(最大径)×315.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 |
約2140g(三脚座リング含む) 、約1955g(三脚座リングなし) |
◉製品情報
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_180-600mm_f56-63_vr/
株式会社ニコン
https://www.nikon.co.jp/