これまで開催したVIDEO SALON WEBINARの中から、2024年最初の特集は『映像業界の「シゴト」と「オカネ」』についてピックアップします。
なかなか他の人には聞けない「シゴト」と「オカネ」のお話。キャリア形成のお話やチームビルディングの方法、見積の考え方、確定申告で損しないための税金、SNSの活用法などをまとめました。また、映像業界の労働環境に焦点を当てそれぞれの取り組みを紹介していただきます。
サブスク(VIDEO SALONプレミアムコンテンツ)では今回紹介するウェビナーのほか、過去のアーカイブを月額5500円からご視聴いただけます。
また、これまで開催したウェビナーは、アーカイブとしてVimeoオンデマンドでも、ひとつのウェビナーにつき4,400円でご購入いただけます。
■VSW098 これからの映像クリエイターに必須「明日の仕事をつくるSNS戦略と活用術」
(講師:ぞのさんっ)
https://videosalon.jp/seminar/vsw098/
■VSW099 クライアント需要に応えて成長する!「 映像クリエイターの仕事のトリカタ」
(講師:VideoWorks和田真輝 /滝口佳幸)
https://videosalon.jp/seminar/vsw099/
■VSW130 知らないと泣き寝入り!? 映像業界で自分たちを守る方法~フリーランスや弱小制作会社必見!
(講師:映演労連フリーユニオン委員長・梯 俊明)
https://videosalon.jp/seminar/vsw130/
■VSW133 少数精鋭VFXチームが教える「作業効率化と演出力を高めるMV制作ワークフロー」
(講師:涌井 嶺/MONA)
https://videosalon.jp/seminar/vsw133/
VSW098これからの映像クリエイターに必須「明日の仕事をつくるSNS戦略と活用術」(講師:ぞのさんっ)
本ウェビナーでは、映像クリエイター・ぞのさんっを講師にお迎えし、SNS、主にTikTokを活用してクリエイターに転身したそのノウハウ、そして仕事につなげていくための具体的なSNS戦略(TikTokを中心)や運用方法などについて学びます。実は、営業したことが一度もないというぞのさんっ。継続的に仕事が舞い込む環境を、SNSを使ってどう構築するのか。そのマル秘テクニックをこっそりお伝えします。
Vimeoで購入する
●講座の内容
・ぞのさんっ経歴、どのようにSNSを活用してクリエイターになったのか
・仕事を獲得していくSNS発信の戦略と考え方
・SNSの特性を知る!SNSそれぞれの得意分野と可能性は?
・なぜ今、TikTokなのか
・SNSを継続する上でのモチベーション・考え方
・拡散されやすい効果的な投稿テクニック
①自分のSNSに投稿できるか?
②世界観を壊さずに投稿できるか?
③価格帯と今後の広がり
・仕事の幅を広げる仲間づくりやコラボ
・ぞのさんっへの質問
etc…ぞのさんっの動画を事例に、講義を進めていきます。
●登壇者
ぞのさんっ
大阪府出身、1992年生まれ。会社員時代に一級建築士を取得。ウィル・スミスさんが紹介する世界各国のクリエイターとして日本人で唯一選出。現在は「Creator’s Campus」の代表も務めながら、Apple、TOYOTA、コンラッド大阪、三重県観光連盟、茨城県とプロジェクトやTikTok CM出演、「幸と音」短編映画監督など映像をメインに幅広く活動。TikTokフォロワー250万人 / インスタグラム90万人(2022年1月末時点)
VSW099 クライアント需要に応えて成長する!「 映像クリエイターの仕事のトリカタ」(講師:VideoWorks和田真輝 /滝口佳幸)
本ウェビナーでは、現在急成長している動画制作のマッチングプラットフォーム、VideoWorksの運営にあたっている和田真輝さんと滝口佳幸さんをお迎えして、現在の動画制作市場のクライアント需要と求められているクリエイター像とスキルを明らかにしていきます。
登録クリエイター1万人以上、クライアントは数千に登るマッチングプラットフォームVideoWorksの統計と事例を分析することによって、今クライアントから求められている動画のスタイルや、求められているクリエイターのスキルが客観的に見えてます。また、数多くの事例から、クリエイター側の対処方法なども教えていただきます。
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●講座の内容
1. 最近の動画制作事情
2. 動画制作マッチングサービス(クラウド)等の状況
3. クリエイター実例
活躍するためのポイント
対応力
チーム力
コミュニケーション力
4. 需要の高い動画
とは
動画用途と金額レンジ
5..質疑応答
●登壇者
和田真輝
2019年Crevo参画後、制作部部長を経て2020年よりプラットフォーム事業部を新設しVideoWorks事業を推進。前職までは10年以上の経営管理に関するコンサルタントとして多くのクライアントの経営課題を解決へと導いてきた。プロ動画クリエイターに直依頼できるVideoWorksを普及させ、動画クリエイターがより活躍できるような新しい時代の動画業界をクリエイターの皆様と共に創っていきたいと思っている。
滝口佳幸
ディレクション・撮影・編集などの経験後、2018年よりCrevoにクリエイティブマネージャーとしてジョイン。動画業界での経験は15年以上。年間100件以上の動画制作制作に携わり幅広い経験から案件に応じた適切なチーム編成し、クライアントの意向に沿った効果的な動画制作を行う。
VSW130 知らないと泣き寝入り!? 映像業界で自分たちを守る方法~フリーランスや弱小制作会社必見! 講師:映演労連フリーユニオン委員長・梯 俊明
本ウェビナーでは、個人(フリーランス)や小規模な制作会社が多い映像制作業界において、未払い問題やハラスメント問題、撮影現場での事故についてどう対応していったらいいのか、映画演劇動労組合連合会(映演労連)のなかの映演労連フリーユニオン(フリーランスでも加盟可能)で委員長を務める梯 俊明さんに、数々の事例を元に実態の紹介と知っておくとためになることをお話していいただきます。
映像制作会社はフリーランスの立場で働く人が多く、個人事業主であり「労働者」と見なされないこともあります。しかし実態は下請け、孫請け構造であり、立場的に弱いということが多くの問題を引き起こしています。現状、問題を抱えている人のみならず、これから問題に巻き込まれずに映像分野で働き続けていくためにも契約のガイドラインや判決などは知っておいたほうがいいでしょう。
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●講座の内容
1. 自己紹介と労働組合の説明
2. 映像分野の労働の実態
-映画産業の制作現場アンケート(経産省、2019年実施より)
-ハラスメント問題
-撮影現場での事故
3. 労働者とは(労働組合の果たしてきた役割など)
-労災保険から考える労働者(軽井沢シンドローム事件から瀬川労災事件へ)
-常駐型の個人事業主ってアリ?(東映アニメーションの現在)
-フリーランスの保護と実情
-現場の適正化機関
-文化庁芸術分野の適正な契約ガイドライン
-フリーライターAさんの判決など
4. 労働組合活用術
-ここでの「労働者」とは(プロ野球のストライキ)
-そもそも居酒屋で誕生した労働組合(諸説アリ)
-相談から解決までの事例をいくつか
(東映アニメーションにおける委託契約⇒雇用契約の成果ほか)
5. まとめ
●登壇者
梯 俊明(かけはし としあき)
映画演劇労働組合連合会(略:映演労連)は、1952年設立。文京区本郷、委員長:金丸研治、約1,250名。映演産業内の労働組合で構成する全国組織。http://www.ei-en.net/
映演労連フリーユニオンは2000年設立で約80名。映演産業に働く労働者を対象とした個人加盟方式の労組。梯氏が現在、委員長を務める。http://www.ei-en.net/freeuni/
VSW133 少数精鋭VFXチームが教える「作業効率化と演出力を高めるMV制作ワークフロー」 講師:涌井 嶺/MONA
本ウェビナーでは、映像制作技術という側面から労働環境を捉えます。今年、VFX専門の映像制作チーム・VeAbleを立ち上げた涌井嶺さんと、VeAble創設メンバーで映像ディレクターのMONAさんを講師に迎え、労働問題を解決する手段として、VFXの活用について考えます。演出の幅をどのようにして広げるのか、作業はどう効率化できるのかなど、VeAbleが手掛けたMV「LADYBUG」(Noah Sato)を例に、ワークフローを解説していきます。
●講座の内容
1.VeAbleを立ち上げた経緯
・韓国と日本国内のMV制作規模の違いを、VFXで埋められないか。
・「CGっぽさ」「合成っぽさ」からの脱却。
・同じ予算、撮影期間の中での演出。
2.BlenderによるVFXを使った映像制作の可能性
・VFXってそもそも何?
・オープンソースのソフトによる個人制作VFXが可能になったことで、これから変わっていくこと
・個人・少数のVFX制作で必要なこと
3.MV「LADYBUG」(Noah Sato)のワークフロー解説
従来のMV制作の問題点をVFXがどう解決するのか。制作工程やポイントを実例を交えて解説していきます。撮影はもちろん、エフェクトやライティング、グレーディングまで、制作の裏側をわかりやすく説明。またBlenderなど使用ソフトについての解説も行います。
…プリプロ/撮影/オフライン/キーイング/3DCG制作/コンポジット/グレーディング/オンライン
4.全体をディレクションできるVFXチームを目指して
●登壇者
涌井 嶺(Ray Wakui)
1993年生まれ。VFXアーティスト・映像ディレクター。
映像作家100人2022選出 / VFX Awards JAPAN 2022 優秀賞受賞。
2021年、人物以外フルCGの実写合成で制作したMV「Everything Lost」が大きな話題を集めた。その後は実写合成や3DCGのノウハウを生かし、手越祐也、ゴールデンボンバー、中島美嘉、 ずっと真夜中でいいのに。など著名アーティストのMVやCMでリードVFXアーティストを務める。
MONA
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