オリンパス株式会社は、200-800mm相当の幅広い焦点距離をカバーする小型・軽量超望遠ズームレンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS』を9月11日より発売する。価格は180,000円(税別)。
同製品は、M.ZUIKO PROレンズと同等の防塵・防滴性能を備え、別売の2倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20」との組み合わせで、最大1600mm相当の超望遠撮影を手軽にあらゆる環境下で使用できる。200-800mm相当の超望遠ズームレンズでありながら、長さ205.7mm、重さ1120g、フィルター径72mmの小型・軽量設計。
▲「OM-D E-M1 Mark III」装着イメージ
主な特長
1. 別売2倍テレコンバーター使用で最大1600mm相当 1の撮影が可能な小型・軽量超望遠ズームレンズ
レンズ単体では200-800mm相当、望遠域をさらに拡大する別売の1.4倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」および2倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20」も使用でき、2倍テレコンバーターを併用した際には最大1600mm相当の超望遠撮影が可能。そのため近寄るのが難しい野鳥を大きく写す、圧縮効果を作画に生かすなど、望遠レンズならではの特性を生かした撮影が楽しめる。さらにズーム全域で最短撮影距離1.3m、最大撮影倍率0.57倍を実現、昆虫や花など小さな被写体も捉える優れたテレマクロ性能を発揮する。ピント位置の異なる撮影を複数回行い、より幅広い範囲にピントの合った1枚の写真に合成する「深度合成モード」にも対応。
▲焦点距離200mm相当
▲焦点距離800mm相当
▲焦点距離1600mm相当
2. ズーム全域で優れた描写力を実現した光学設計と安心の防塵・防滴性能
光学系には色にじみを抑えるEDレンズ4枚のほか、スーパーHRレンズ2枚、HRレンズ2枚を組み合わせて使うことにより、ズーム全域で画面周辺部まで明るくヌケのよい描写性能を実現。ゴーストやフレアの発生を低減する「ZEROコーティング」も採用し、逆光などの悪条件下においてもクリアな画質が得られる。また、各所に密閉シーリングを徹底的に施すことで、信頼性の高い「M.ZUIKO PRO」シリーズと同等の防塵・防滴性能を実現し、あらゆる環境下で安心して撮影が行える。
▲レンズ構成図(左)、シーリング部イメージ(右)
3. 超望遠領域でも快適なAFとレンズ内手ぶれ補正
軽量なフォーカスレンズを移動させてピント合わせを行うリアフォーカス方式の採用により、高速かつ高精度なAF性能を実現。撮影距離に応じて3段階にAF駆動範囲を切り替えられるフォーカスリミットスイッチを備え、素早いフォーカシングが可能となり、超望遠の撮影領域であっても快適に撮影できる。また、レンズ内手ぶれ補正機構を搭載しており、超望遠での安定した手持ち撮影が楽しめる。
◉製品情報
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/100-400_50-63is/index.html
オリンパス株式会社
https://www.olympus-imaging.jp/