文:編集部 佐山

ビデオサロン2011年7月号から2019年11月号まで、8年以上連載していた「極・ト書き一行のカット割り」が1冊の本になりました。発売は本日7月20日、本のタイトルは「動画でわかるカット割りの教科書」です。著者は撮影監督の藍河兼一さんです。

作例は連載当時にご紹介したものになりますが、連載当時とは異なり、動画作例それぞれに個別のQRコードを掲載しました。スマートフォンでQRコードを読み取れば、直接その動画を手元で再生しながら読み進めることができます。スマホを片手に本を読んでいただくスタイルです。

カット割りを紹介している場面は103のシチュエーションにのぼり、動画本数は235本を数えます。それでもまだまだ充分とは言えません。

しかしながら、通して読むと「カット割りとは何か?」が分かるようになり、世の中に出回っている映像を見る目が一変します。つまり、映像がどのように組み立てられているのか? が明確になってくるのです。これには驚きました。ぜひ皆さんにも同じような体験をしていただければと思います。

「動画でわかるカット割りの教科書」
著=藍河兼一(玄光社 刊)

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【内容】
第1章 行動に「意味」を込めるカット割り
第2章 日常動作のカット割り
第3章 「旅」番組のカット割り
第4章 恋愛ドラマのカット割り
第5章 アクション映像のカット割り
第6章 実景のカット割り
第7章 NG編・混乱を招くカット割り
第8章 実践編:脚本から読み取るカット割り