農工大で「放送技術のこれまでと将来」を見た後に行った繊維関連機械室に驚く


先週の金曜日にビデオサロン1月号を責了。

土曜日に東京農工大の「放送技術のこれまでと将来」という特別展に行ってきました。せっかくなので、小金井在住に岡野肇さんを誘って、機材を見ながら、ウンチクをいろいろ語ってもらおうと。

農工大は小金井にあるのですが、私は東京西部に住んでいながら、農工大に行くのは初めて。農工大と放送機器というイメージがつながらなかったのですが、お話をうかがってみたら、やはり放送とかビデオ関連の学部とかゼミがあるわけではなく、教授の関係で、映像情報メディア学会と一緒にやることになったのだそうです。ちなみに放送映像機器の収蔵ということでは、調布の駅前にある電気通信大学が7部屋あって、凄いですよ、ということなので、今度行ってみようと思います。

で、知らなかったのですが、農工大というのは、養蚕業から始まり、東京高等蚕糸学校から、東京繊維専門学校になり、昭和24年に東京農林専門学校と一緒になって、農工大になったそうなのです。だから、繊維の機械なんですね。

農工大科学博物館の常設展示の繊維機械室が圧巻なのです。

そのすごさを表現しようといろいろと写真を撮ったのですが、興味がある人は、ホームページの写真のほうがわかりやすいので、こちらを見てください。http://www.tuat-museum.org/?p=351

岡野さんと入ってこれはスゲースゲーと大騒ぎしていたら、どこからか管理人さん(元教授?)が出ていらっしゃって説明してくれました。これは豊田自動織機のG型という自動織機。運転を途中で休止することなく、横糸を補給できるというしくみが秀逸で、生産性が高まっただけでなく、この機械を世界に輸出することで儲けに儲けて、ここからトヨタ自動車が立ち上がっていくわけで、まさに記念碑的なG型。

トヨタが自動織機から始まったというのは有名な話ですが、今、いろいろと話題になっている日産も繊維機械をやっていたとは全く知りませんでした。日産のWEBページをみても、繊維機械の研究を始める、という1行があるだけです。でも、たしかに繊維機械をやっていたようで、左奥のものがそれです。

日産自動車株式会社の繊維機械部とあります。

繭から生糸を自動的に作る機械。なんとYouTubeに説明と稼働している映像がありました。わかりやすくていいビデオです。

すべての機械が美しいのですが、この機械展示室がすごいのは動態保存だということで、ただし動かしてくれるのは、火曜日だけらしい。ぜひ土曜日にしてほしいです。

やっぱりどこの大学もそうなのでしょうが、専門分野にはめっぽう強いですね。本音で書いてしまいますけど、放送機器の特別展より、こっちのほうが凄かったです(あまりに知らない世界だったこともありますが)。

興奮の社会科見学でした。