VIDEO SALON2023年7月号の特集は「ゲームエンジンで広がる映像クリエイターの仕事」


 

 

●VIDEO SALON2023年7月号は6月20日発売

 

 

文●編集部・山崎

 

最近、ゲームエンジンを使った映像作品を目にする機会が増えてきました。バーチャルプロダクションやXRライブだけでなく、アニメやMV、コマーシャル、さらにメタバースコンテンツへの活用まで…使用例の裾野も徐々に広がっています。

ひと昔前までは「ゲームを作るツール」として認識されていましたが、ゲームエンジンでないと成立しないリアルタイムレンダリングを活かした映像表現も増えているため、映像制作の新たなスタンダードになる可能性も感じます。

今回はテクニカルアーティストとして活躍するMurasaqiさんに監修いただき、Unreal EngineやUnityを活用した映像制作の実例をもとに、映像クリエイターが仕事の幅を広げるために知っておいたほうがいいゲームエンジンの知識と現在地点を紹介します。

 

●特集の内容

リアルタイム性が変革をもたらす

映像クリエイティブの未来予想

ビジュアルデザインスタジオ・WOW社の創業メンバーで現在は顧問として数多くの映像作品のビジュアルデザインを手がけてきた鹿野 護さん。初期段階からゲームエンジンによる作品づくりを模索し、自身の研究と共に推し進めている鹿野さんにその可能性を聞いた。

鹿野 護

 

『アイドリッシュセブン』のVコンテ制作から学ぶ!

アニメ・映像制作ツールとしてのUnity

テクニカルアーティストとして活躍するMurasaqiさんが、Vコンテ制作でUnityを導入した『アイドリッシュセブン』3期のライブシーン。照明シミュレーション、カメラワーク、VFXなど、 ゲームエンジンを使わないと実現できなかった制作フローや表現について、そもそもゲームエンジンを使うメリット・デメリット、さらにアーティストにとって本当にありがたいツールとはなにか、実体験をもとに語ってもらった。

Murasaqi

 

●VIDEO SALON2023年7月号は6月20日発売

 

ゲームエンジンでプリビズ制作

Unreal Engineがアニメ制作のワークフローを変える

ゲームエンジン、特にUnreal Engineがアニメの制作現場で活用されている話も増えてきた。Unreal Engineでのプリビズ制作をワークフローに導入することで、何が変わり、いったいどのようなメリットが得られるのだろうか。今回、Unreal Engineを導入してアニメ制作を行うグラフィニカ・小宮彬広さんと、Unreal Engine専門スタジオで映像制作も行う中村匡彦さんが、ワークフローの変化を解説する。

中村匡彦
小宮彬広

 

壮大な世界で紡がれた「花譜 不可解参(想)」

次世代バーチャルプロダクションの舞台裏

リアルとバーチャルの垣根を超える次世代アーティストとして人気を集める花譜。2019年に恵比寿LIQUIDROOMから始まり、2020年には日本武道館での開催まで上り詰めたライブシリーズ「不可解」。その完結編となる「不可解参(想)」はバーチャル空間で2023年3月に開催された。このライブがどのようにして作られたのか? それを支える裏側には「CGプロダクション」から「バーチャルプロダクションスタジオ」へと変貌を遂げたMOOV by Composition Inc.の独特の制作フローとチーム編成があった。

緒方達郎

 

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演者側と制作側から考える

VR空間で体験するバーチャルライブの演出術

ゲームエンジンを使用した多様な演出が映像業界でも注目を浴びる昨今。メタバース空間にてバーチャルYouTuberとして自らライブ出演するかたわら、Unityを駆使した圧巻のVRライブ演出を行い観る者を虜にしているキヌさん。“VRSNS上で体験するライブ演出”とはどのような過程で制作されていくのか、VRChatでの実演の様子を交えながら詳しく解説していく。

キヌ

 

「清澄白河BASE」バーチャルスタジオで撮影されたカーチェイス映像の裏側

日本のドラマや映画ではこれまで見たことのないようなカーチェイスシーン。映像のクオリティの高さだけでなく、そもそもこういった撮影ロケが日本国内でできるのかと映像制作関係者であれば思うに違いない。この映像はソニーPCLとTYO driveにより、LEDウォールを活用したバーチャルプロダクションのより実践的な可能性の探求のために共同制作されたもの。全編を「清澄白河BASE」のスタジオ内で撮影したというショートムービーの制作方法と手応えについて制作スタッフに話を訊いた。

 

地上波連続ドラマでのバーチャルプロダクション導入事例

CG技術を駆使して描く『キングオージャー』の壮大な世界観

スーパー戦隊シリーズの第47作目として、テレビ朝日系にて放送中の『王様戦隊キングオージャー』。5人全員が王様という、これまでに類を見ない設定もさることながら、CG技術を駆使したハイクオリティな映像はファンだけでなく、業界からも大きな注目を集めている。それもそのはず、現場ではバーチャルプロダクションを活用した撮影をしているという。今回は、日々撮影が行われている「清澄白河BASE」にて上堀内佳寿也監督をはじめ5名の制作陣に新システムを導入した作品作りの感触を語ってもらった。

 

●VIDEO SALON2023年7月号は6月20日発売

 

●連載

映像制作者としての未来をみんなで考える

生存戦略会議

第10回 大石さんが生存戦略合宿で伝授する「演出とはなにか?」

大石健弘×岸田浩和×高島太士

 

迷ったときに本当に役に立つ!

アドビ Premiere Pro 現場ワークフロー

Vol.01「音を正しく処理するために設定しておきたいこと」

永田裕之

 

●スペシャルレポート

空撮にドローン国家資格は本当に必要か?

国家資格の内容と映像制作の現場での必要性

 

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vsw