Inter BEE CREATIVEステージには、株式会社スローネとセカンドステージ株式会社が提供する次世代の映像制作手法として注目を集めているインカメラVFXの撮影デモ展示が行われていた。インカメラVFXとは実写撮影とリアルタイム3DCG映像をLEDビジョンに描写し撮影する手法。会場には4K/60p表示に対応した2.6mmピッチ大型LEDスクリーンが設置されていた。

 

Unreal Engineをベースとしたシステムによって、背景の3DCGがリアルタイムにレンダリングされる。背景のCGはカメラの画角や動きに連動しており、画角に映り込む部分以外の描写は甘くするなどの処理を行い、安定したリアルタイムレンダリングを実現しているという。

床に貼られたマーカーをトラッキング用のセンサーで読み取ることでカメラの動きを検出し、背景のCGと連動させている。