キヤノンは、ライブ配信時に複数のiPhoneやiPadの入力映像をワンタッチで切り替えることで、簡単にマルチアングルでの配信を実現するiOSアプリ「Live Switcher Mobile」の無償提供を1月20日より開始した。
「Live Switcher Mobile」は、特別な機材や複雑な配線を必要とせず、カメラとして使用するiPhoneやiPadにアプリをダウンロードするだけで、複数のカメラの映像を切り替え、ライブ配信プラットフォームを通して配信することが可能なiOSアプリ。iOS 16/17/18、iPadOS 16/17/18に対応。
ワンオペレーションでの撮影においても、マルチアングルでの配信を実現するだけでなく、テロップなどの追加によりオリジナリティに溢れた映像配信をしたいユーザーのニーズに応えるとしている。今後はカメラとの接続にも対応予定。

同一のWi-Fi下にある最大3台のiPhoneやiPadを、PCなどの機材や複雑な配線を使用せず接続することができ、ワンタッチで入力映像の切り替えが可能。また、ワイヤレスでの接続により撮影機材を自由な位置に配置できるため、効果的なアングルからの撮影も可能。
さらに、秒数を指定して自動で画面の切り替えを設定することができ、ワンオペレーションでの撮影時に操作ができない場合などにおいても、ライブ配信プラットフォームを通して変化のある配信映像を実現する。
また、アプリ内で配信画面に自由にテキストやグラフィックを追加し装飾することで、自分だけのオリジナルの配信画面を作成し、映像の差別化を図ることができる。さらに、配信者は視聴者からのコメントをリアルタイムで確認することができ、視聴者とのコミュニケーションを楽しみながら配信することが可能。

iPhoneやiPadのカメラで撮影した映像だけでなく、画面の配信にも対応。スマホゲーム配信やアプリ操作の画面配信も簡単にiPhoneやiPadのみで実現できる。さらに、配信画面に別の入力映像を重ねて表示することができるため、スマホの画面と同時に配信者の表情や反応を視聴者に届けることが可能。
◉Live Switcher Mobile
https://lsm.ssw.imaging-saas.canon/lsm/ja/lsm.html
キヤノン株式会社
https://canon.jp/