朋栄、Dejeroの接続性を活かしFOX Deportesが在宅勤務で遠隔中継したことを発表


▲ルーベン・ロカ氏の自宅ガレージに作られた制作サブシステム

 

株式会社朋栄が国内総販売代理店として活動しているDejeroLabs Inc.は、米国スポーツネットワーク局FOX Sportsの一部門で、スペイン語での番組制作を担当するFOX Deportes がDejero製品を活用してコロナ禍における在宅勤務ワークフローを実現したと発表した。

FOX Deportesは、新型コロナウイルスのパンデミック発生と同時に米国ロサンゼルス本社を離れて、在宅勤務ワークフローへと移行。同社は、オペレーションディレクターであるルーベン・ロカ氏のガレージに、1週間足らずで一時的な制作サブシステム(Production Control Room=PCR)を構築し、主要な取材レポーターの自宅には7セットのモバイル中継用の移動用ラックシステムを設置した。

ロカ氏は、ワークフロー構築について次のように話した。
「パンデミック発生以前に、対応する準備が整っていたので慌てずに対応できました。ガレージに一時的な制作サブを設置し、各レポーターは遠く離れたスペイン、アルゼンチン、メキシコなどの自宅から繋ぎました。Dejeroがリモート中継用に提供しているのと同じワークフローを、『自宅からのレポート』用に適用しただけです。放送センターを離れることと一時的な制作サブ構築は大変な作業のようですが、すでにワークフローを知っていたので非常に簡単でした」

▲レポーターは自宅から中継

ロカ氏のガレージにある制作サブからパブリックインターネットへの映像伝送は、信頼性の高い接続性を持つDejeroEnGoをメインに使用している。制作サブには、4つのポートを備えた3台のWayPointレシーバーが、12チャネルのライブストリームを同時に受信しており、それらを管理およびスイッチングしています。CuePointリターンビデオサーバー4台は、わずか250ミリ秒という非常に短い遅延で8チャネルのビデオとオーディオの返しを提供。そのうちの1チャネルはタレントへのキュー出し用にオンエア映像を流し、もう1チャネルはレポーターの背景グラフィックを配信している。レポーターのいる各ホームスタジオにはDejero PathWayエンコーダーがあり、制作サブからの指示をIFBで届け、ホームスタジオから制作サブにすべての映像素材を送っています。タレントは、スマートフォンやタブレットにダウンロードしたDejero LivePlusアプリを使用して、放送品質のビデオを作成し配信しています。
FOX Deportesはこれまで、長年Dejero製品を活用して、さまざまな国や地域でリモート中継を行なってきた。

世界各地で行われる野球やサッカー、アメリカンフットボールなど主要なスポーツイベントの現場レポートでは、リモートプロダクション用の移動用ラックシステムにDejero EnGoモバイルトランスミッター、FlexPointトランシーバー、PathWayエンコーダーを組んで使用されている。スタジアムにおける各イベントのライブ取材は、メイン、バックアップ、バストアップ、記者会見、サイドラインからのレポート、ドローンなど8系統の個別映像を、PathWayを使用してロサンゼルスに送っていました。また、メキシコシティにホームスタジオを設立した現地キャスターを、Dejero技術によりサポートしたこともある。FOX Deportesはこれらの経験を活かし、新ワークフローをすばやく構築しました。

ロカ氏は「Dejeroの利用は、待ち時間や追加費用なしで国際的な番組を制作するには、非常に費用効果の高い方法」と話している。

「私たちと同品質のホームスタジオを持つ人は、誰もいないのかもしれません。誰もが、私たちにどのように実現したのかとたずねてきます。Dejeroは素晴らしいテクニカルサポートを提供しており、どこでもシンプルで費用対効果の高い、高品質な番組を制作可能です」

 

株式会社朋栄
https://www.for-a.co.jp/