グラスバレー株式会社は、デジタルレコーダー・プレーヤーの新シリーズである「T2 4K シリーズ」の販売を開始。新しい T2 は、4K DCI/4K UHD/1080p をサポートし、4K フォーマットでは「1チャンネル収録」または「1チャンネル再生」を行うことができ、HD/SD フォーマットでは「1チャンネル収録および2チャンネル再生」を同時に独立して行うことができる。

T2 4K シリーズは、VTR と同様のフロントパネル(ジョグ・シャトル、コントロールボタン、タッチスクリーン)を持ち、基本的な収録、再生、プレイリスト作成、コンテンツ管理などの操作はフロントパネルだけで可能。外部ディスプレイをつないでワークステーションモードにすれば、キーボードとマウスから直感的に T2 を制御できる。また、グラスバレーのEDIUSターンキー を活用して、T2 で収録中のクリップの時差編集を行うことができ、コンテンツ作成の処理時間を短縮できる。

T2 は、メディアとテクノロジーの No.1 のデジタルレコーダー・プレーヤーとして、あらゆる制作環境のニーズを満たし、比類のない品質、柔軟性、信頼性を提供します。私たちが提供するソリューションは、日々変化および進化するお客様のニーズに対して、迅速に適応することを可能にします。」(グラスバレー株式会社 Editing Systems バイスプレジデント&ジェネラルマネージャー 竹内克志談)

T2 は、様々なファイルフォーマットに対応しており、USB 3.0  CIFS および FTPを介して効果的にファイルベースワークフローに統合化できる。

 

主な特長

収録 / 再生
■4K (2160p) での収録に対応 (4K: 1 入力 0 出力モード時)
■4K (2160p) での再生に対応 (4K: 0 入力 1 出力モード時)
■HD (1080p/1080i) での収録および再生に対応 (HD: 1 入力 2 出力モード時)
■HD の 1 チャンネル収録と 2 チャンネル再生が独立して同時に動作可能
■HD の 2 チャンネルの同期再生 (キー/フィル再生を含む)
■HD の収録中の映像を追っかけ再生
■HD 720p と HD 1080p/i 間のクロスコンバージョン再生
■外部ストレージへの直接収録
■スケジュール収録

インポート / エクスポート
■様々なフォーマットを再生可能 (ネイティブインポートおよび Grass Valley HQX へのトランスコードインポート)
■FTP による双方向ファイル転送
■ウォッチフォルダーによるインポート
■ソニー XDCAM ドライブ (PDW-U1/PDW-U2) へのエクスポート
(別途ドライバーのインストールが必要)

編集
■In 点とOut 点の設定とトリミング
■コメント付きマーカーの追加、編集、削除
■プレイリストの作成と再生(トリミング、エフェクト設定、エンドアクション設定、プレースホルダー、プレイリストの一本化)
■T2 のデータドライブのネットワーク共有化(ダイレクトアクセス機能)による収録中クリップの時差編集に対応 (Eliteモデルのみ)
— AVI (Grass Valley HQX) および MXF (XDCAM)
■収録中の AVI (Grass Valley HQX) を CIFS エクスポート
■収録中の MXF (XDCAM) を FTP エクスポート
■exFAT 形式でフォーマットされたドライブの認識

フロントパネルモード
■7インチ大型タッチパネル液晶とジョグ / シャトルを使用した直感的かつスピーディーな操作

ワークステーションモード
■キーボード、マウス、外部モニターによる操作が可能なワークステーションモード
■キーボードショートカットおよびマウス操作のカスタマイズ

リモート
■GPI、RS-422、Network (AMP) による各種外部機器との接続および制御
■GPI 入力 または RS-422 リモート制御による複数台の T2 の同期再生が可能
■入力タイムコードと同期した再生が可能(タイムコードチェイス)

デバイス
■SDI エンベデットオーディオ (8 チャンネル)
■当社基準の落下、振動試験をクリアした堅牢な筐体
■リダンダント電源 (Eliteモデルのみ)
■メディアカードリーダー — SD, SD (UHS-II), CF, SxS, 2.5 インチ SSD (Eliteモデルのみ)

 

 

本体全面

 

本体背面

 

◉製品情報 https://www.grassvalley.jp/pdt-item/t2-4k-series/

グラスバレー株式会社 https://www.grassvalley.jp/