グラスバレー株式会社は、ノンリニアビデオ編集ソフトウェアEDIUSの最新バージョン『EDIUS 11』を発売する。『EDIUS 11』は10月11日に、EDIUS 11 Broadcastを搭載したターンキー製品は2024年第一四半期以降に出荷開始予定。一般ユーザー向けの『EDIUS 11 Pro』や学生・教育機関向けの『EDIUS 11 Pro アカデミック版』に加え、放送局向けに特別に設計された『EDIUS 11 Broadcast』がラインナッップ。

『EDIUS 11』は、ビデオ編集をより効率的かつ表現豊かにする新機能を搭載。また、新設計された「Mync 11」を活用することで、EDIUSプロジェクト・シーケンスなどさまざまなコンテンツの集中管理を可能する。さらに、新しく発表された「Chorus Hub 11 Server」の導入により、複数のEDIUSクライアントにまたがる全てのコンテンツのシェアリングを行い、真のグループクリエイティブを実現できるという。

『EDIUS 11』は、放送局や報道機関をはじめ、官公庁・企業プロダクション・独立系映画制作者・映像クリエイター・映像愛好家まで、業界全体で使用されている理想的なビデオ編集ソフトウェア「EDIUS」の最新アップデート。

新機能として、効率的な編集を可能にする調整クリップ機能の追加やOFXプラグインブリッジのネイティブ対応、最新のビデオフォーマットのサポートに加え、ボーナスコンテンツとして新しいビデオ/オーディオエフェクト、オーディオ編集ツールを含んだプラグインパックも利用可能。なお、放送局専用のエディションとして開発されたEDIUS 11 Broadcastも発表した(日本国内ではターンキーのみにプリインストール予定)。

「Mync 11」は、高度なコンテンツ管理機能とビデオ制作のための新しいユーザーエクスペリエンスをユーザーに提供。迅速かつ容易にビデオ編集を行うための新機能やビデオコンテンツを多角的に捉えたマネジメント機能を多数搭載。Myncは、デジタルフォトグラファー・Webコンテンツ制作者・ビデオ編集の初心者向けに設計されており、よりシンプルなユーザーインターフェイスを備えています。Mync 11はEDIUS 11に無料で付属している。

「Chorus Hub 11 Server」は、次世代クリエイティブの効率化とさまざまなテクノロジーとのコラボレーションを実現するために開発。グループクリエイティブの中心に位置し、複数のEDIUS 11クライアント、Mync 11、Render Engine端末を接続。

プロジェクトに情報やコンテンツが追加されると、すべてのEDIUSクライアントとシームレスに同期を行う。この特徴により、1つのプロジェクトを複数のエディターで効率的に作業を続けることができる。Chorus Hub 11 ServerとEDIUS 11クライアントは、オンプレミスでもクラウドでも利用できる。Chorus Hubのソフトウェア開発キット(SDK)を活用することで、例えば、ビデオ・オーディオ解析による自動タグ付けや音声解析テキスト変換などのクラウドサービスとの連携も実現できる。

『EDIUS 11 Pro』へのアップグレードは、EDIUS 2からEDIUS X、EDIUS Neoまでのアカデミック版を除くすべての製品が対象となる。2023年9月15日から2023年10月31日までにEDIUS Xを購入し、所定の申込み手続きをされた方にはEDIUS 11へ無償アップグレードできる。詳細につきましては、EDIUSWORLD.COMおよびグラスバレーのホームページで公開予定。

なお、EDIUS 11搭載のターンキーシステム、Chorus Hub 11 Serverの詳細についても順次情報を公開するとしている。

 

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