ソニーは、製品を展示するブースのほか、バーチャルプロダクションスタジオを設営したブースを用意し、インカメラVFXの実演を行なった。4KサイズのCrystal LEDを用いたディスプレイが設置され、会場でも一際目立っていた。インカメラVFXは、背景映像の仮想空間と実物の被写体を同時に撮影し、リアルタイムで合成。ブースでは誰でもカメラを動かすことができ、インカメラVFXの技術をリアルに体験することができる。
また、次世代のクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」も展示。撮影した映像をクラウド上に伝送。それら映像を管理するクラウドメディアストレージ「Ci Media Cloud」、クラウド中継システム「M2 Live」、新たなAI映像解析サービス「A2 Production(エーツープロダクション)」などによって、共同でのワークフローを実現。未来の映像制作を予感させた。
ほか今年発売された注目の製品も展示。フルサイズセンサー搭載シネマカメラとPTZシステムが合体した新コンセプトのカメラ「FR7」や、APS-Cのシネマカメラ「FX30」などが並んだ。