株式会社ニコンは、フルサイズ(ニコン FXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコン Z 7」 「ニコン Z 6」用「ファームウェアVer.3.20」を12月17日より公開した。RAW動画は有償対応で、コン修理センターへ送付、またはニコンプラザサービスセンターへの持ち込みで対応。料金は1台につき33,000円(税込)。既に有償設定サービスを実施したカメラは、ファームウェア Ver.3.20 へのバージョンアップのみで、アップデートが可能。

「ファームウェアVer.3.20」では、 RAW動画出力に対応した製品として、新たにBlackmagic Design社製の外部レコーダー を追加。これにより、「 Z 7」や「 Z 6」で撮影した高品質の動画を ProRes RAWだけでなく、 Blackmagic RAWでも記録することができる。

RAW動画出力機能はHDMIで接続した外部レコーダーに、4K UHD、フル HDの 12bit RAW動画出力が可能。RAW動画の記録方式に新たな選択肢を加え、本格的な映像作品の制作を更にサポートするとしている。

また、Atomos社製の外部レコーダー「NINJA V」で記録したProRes RAW動画について、Apple社のFinal Cut Pro バージョン10.4.9以降で追加されたISO設定、色温度の調整に対応。

 

◉Z 7用ファームウェア
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/381.html

◉Z 6用ファームウェア
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/380.html

 

株式会社ニコン
https://www.nikon.co.jp/