パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラ 『S5II /S5IIX』の静止画・動画撮影機能と共有機能向上に対応した、ファームウェアのダウンロードサービス4月22日より開始する。

『S5II 』のファームウェア Ver.3.0、『S5IIX』のファームウェア Ver.2.0は、下記サポートサイトからダウンロードすることができる。

■対応ファームウェア
【DC-S5M2 ファームウェア Ver.3.0】
【DC-S5M2X ファームウェア Ver.2.0】

https://panasonic.jp/support/dsc/

 

【1】制作ワークフローへの対応力の向上

●Frame.io Camera to Cloudに対応
Adobe社が提供する静止画・動画をクラウド上で共有・共同作業できる「Frame.io Camera to Cloud」に対応。カメラをWi-FiやUSBテザリングでインターネットに接続することで、撮影した静止画(JPEG/RAW)・プロキシ動画をカメラ本体からダイレクトに「Frame.io」のプラットフォームにアップロードできる。

撮影した静止画や動画をクラウド経由で共有し、リモートでのチェック、コメントやレビュー等のフィードバックから、ノンリニア編集ソフトを使った複数の制作メンバーによる共同編集までをシームレスに行えるため、リアルタイムに制作コミュニケーションが行え、撮影から編集までのワークフローの効率化を図りスムーズな制作進行を可能にする。

https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/cooperation.html#cloud

 

●プロキシ記録
動画記録時、低ビットレートのプロキシ記録が可能で、プロキシ動画にLUTを適用することができる。オリジナルの撮影動画と紐づいたプロキシ動画を同時に記録することで、データ転送や編集などスムーズなポストプロダクションをアシストする。

https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/expression.html#proxy

 

【2】基本性能の向上

●リアルタイム認識AF 「人物認識・動物瞳認識・車認識・バイク認識」
高精度なAF性能を実現する進化したリアルタイム認識AFは、被写体の上半身・胴体のみを認識し、複数人を同時に認識する精度が向上。また動物の瞳を認識しフォーカス追従する「動物瞳認識」、モータースポーツの撮影に適した「車認識」「バイク認識」を搭載。

https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/high_image_quality.html#af

●進化した電子手ブレ補正
電子手ブレ補正(E.I.S)が進化し、「動画周辺歪み補正」を搭載し、広角レンズ使用における周辺歪みを低減。動画撮影に有効な「アクティブ I.S.」と組み合わせることで、歩き撮りなどに発生する大きなブレと周辺歪みを抑えた撮影が可能。補正モードも「標準」に加え「強」を追加、より大きなブレにも対応する。

https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/reliability_extensibility.html#eis

 

【3】表現の幅の拡大

●SHプリ連写
連写撮影前から連写記録を行うことができる「SHプリ連写」を搭載。高速連写(SH PRE)に設定すると、連写撮影を始める際に行われるシャッターボタン半押しの動作から、連写記録を事前に開始し、シャッターボタン全押し(連写撮影開始)までの間をさかのぼって記録することができる。

https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x/still.html#pre_continuous_shooting

 

パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/home.html