株式会社シグマは、APS-C用の超広角単焦点レンズ『Sigma 12mm F1.4 DC | Contemporary』を9月4日に発売する。対応マウントは、ソニー E 、富士フイルム X マウント、キヤノンRFマウント。価格はオープンで市場想定価格は、99,000円(税込)。
『Sigma 12mm F1.4 DC | Contemporary』は、APS-C用F1.4レンズにおいて最広角の12mmを実現した超広角単焦点レンズ。APS-Cミラーレス用のF1.4単焦点レンズは、16mm、23mm、30mm、56mmが発売済み。
レンズ構成は12群14枚で、3枚の両面非球面レンズ、2枚のSLDガラスを効果的に配置することで、開放F1.4から高い光学性能を実現。サジタルコマフレアも良好に補正されており、高い描写力が求められる星景撮影においても、画面全域にわたって鮮明な描写を可能にする。
両面非球面レンズを効果的に配置することで、大口径超広角レンズでありながらも、全長69.4mm、質量225g※1 という小型軽量設計を実現。
精密な制御ができるステッピングモーターで軽量なフォーカスレンズを駆動することで、高速かつ高精度なAFを実現。フォーカスブリージングを抑えた設計を採用。フォーカシングによる画角変化が抑制されているので、構図変化の少ない自然な動画撮影が可能。
キヤノンRFマウント用では、絞りリングに代わってコントロールリングを搭載し、ユーザーの設定に応じたカスタマイズに対応。
防塵防滴仕様の構造に加え、レンズ最前面には撥水防汚コートが施されている。
【主な仕様】
レンズ構成:12群14枚(SLDガラス2枚、非球面レンズ3枚)
画角:99.6°
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:17.2cm
最大撮影倍率:1:8.4
フィルターサイズ:φ62mm
最大径×長さ:φ68.0mm × 69.4mm
質量:225 g
数値はソニー E マウント用