6月20日発売のVIDEO SALON 7月号は「ゲームエンジンを活用した映像制作」をテーマに特集と連動したウェビナーをお届けします。

最近、ゲームエンジンを使った映像作品を目にする機会が増えてきました。バーチャルプロダクションやXRライブだけでなく、アニメやMV、コマーシャル、さらにメタバースコンテンツへの活用…など、使用例の裾野も徐々に広がっています。ゲームエンジンでないと成立しないリアルタイムレンダリングを活かした映像表現も増えているため、映像制作の新たなスタンダードになる可能性も。今回はUnreal EngineやUnityを活用した映像制作の実例をもとに、映像クリエイターがいまのうちに知っておいたほうがいいゲームエンジンの知識を解説します。

『アイドリッシュセブン』のVコンテ制作から学ぶ! アニメ・映像制作ツールとしてのUnity

この講座ではテクニカルアーティストとして活躍するMurasaqiさんを講師に迎えて、アニメのVコンテ制作でUnityを導入した『アイドリッシュセブン』の事例を紹介します。

同アニメの3期のライブシーンで照明シミュレーション、カメラワーク、VFXなどを手がけたMurasaqiさん。ゲームエンジンを使うメリット・デメリット、Unityを使わないと実現できなかった制作フローや表現について、またアーティストにとって本当にありがたいツールとはなにか、実体験をもとに語っていただきます。

 

●ウェビナーの動画を見る

本映像は、2023年5月9日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●登壇者

Murasaqi(むらさき)

stu inc.所属
Creative Director / Technical Artist
大学卒業後,ライブ、広告、エンターテインメント産業においてプログラマーやエフェクトアーティストととして活動を開始。主にゲームエンジンを用いたリアルタイム表現を得意としアーティストとデベロッパーの両方の性質を駆使し制作ワークフローの構築から取り組んでいる。

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講座の内容

・自己紹介・作品紹介など

・ゲームエンジンの利点・欠点

・アニメのVコンテをUnityで作ったお話

・照明シミュレーション、カメラワーク、VFX

・Unityを制作ツールとして扱う

・制作効率化のための独自プラグイン

・アーティストにとって本当にありがたいツールとはなにか

・質疑応答

▼ライブシーンの制作画面