※このウェビナーは2022年2月28日に開催したものです。

本ウェビナーではテクニカルアーティストとして活躍するMurasaqiさんを講師に迎え、自身がテクニカルディレクターとアーティストの双方を務めたXR LIVEの実例をもとに、Unityを駆使したワンランク上の演出の作り方を解説します。自作のカメラスイッチングシステムをはじめ、ライティングとポストエフェクトによるライブ映像の質感の作り方、リリックモーションなどの演出効果などについて技術的な解説も交えてご紹介していきます。

 

●本編の動画

本映像は、2022年2月28日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

●講座の内容

1.自己紹介・お仕事の紹介
2.Unityを活用したXR LIVEとは?
3.VTuberライブでもURP or HDRPを使おう
4.ワンランク上の演出のために使いたいUnityの機能紹介
・Timeline
・ShaderGraph(ノードベースのシェーダーエディター)
・VFXGraph(ノードベースのパーティクルシステム)
・ポストエフェクト(被写界深度、レンズエフェクト、カラーグレーディング等)
5.演出を作る上で知っておきたいライブの知識
6:デモプロジェクトによる実演・解説

© Unity Technologies Japan/UCL

▲今回のウェビナーではこちらのデモプロジェクトを題材に下記のことを解説します
  • 照明の知識(ムービングライト・スポットライト・目潰しライト・レーザー)
  • キャラクターのマテリアルのリム感の調整
  • カメラの知識(レンズ・アングルハント・カメラワーク)
  • 自作カメラスイッチングシステム
  • 空気感(スモーク)
  • 自作プラグインAniamtionClipTransfer、カメラ制御Timeline、照明制御Timelineなどについての解説

 

 

▲湊あくあワンマンライブ2022『あくあ色 in わんだ~☆らんど♪』でのリリックモーション半自動生成ツールを活用したライブ演出。

 

▲Murasaqiさんが開発したAnimationClipTransfer。リリックモーションの制御に使用された。

 

▲『あくあ色 in わんだ~☆らんど♪』のライブ会場の模様。
Ⓒ 2022 COVER Corp.
ライブ制作: ProjectBLUE
Photo By 中村ユタカ https://twitter.com/yutamacaron

 

 

▲UnityのTimelineを拡張してMurasaqiさんが開発したカメラスイッチングシステム

▲Mashumairesh!!(ましゅまいれっしゅ!!)「サンリオキャラクター大賞結果発表会 スペシャルステージ」ダイジェスト映像

©’22 SANRIO APPR.NO.S622274  SP-M

 

▲Timeline拡張を使用したリムライトの表現。

 

●登壇者

Murasaqi(むらさき)

大学卒業後,ライブ、広告、エンターテインメント産業においてプログラマーやエフェクトアーティストととして活動を開始。主にゲームエンジンを用いたリアルタイム表現を得意としアーティストとデベロッパーの両方の性質を併せ持つ。

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