※このウェビナーは2021年11月24日に開催したものです。

 

本ウェビナーでは今年9月に行われたXR音楽ライブ「Kizuna AI Virtual Fireworks Concert」の演出を手がけたNOBUAKI KAZOEさんを講師に迎え、2021年11月現在、チャンネル登録者数 298万人の人気を誇るVTuberキズナアイと実写のアーティストとの共演や華々しいCGによる舞台をUnreal Engineを駆使してどのように実現したのか? そのライブ演出の裏側に迫ります。

 

●本編の動画

本映像は、202111月24日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●チャプター

1.自己紹介・キャリアについて

2.XR LIVEとはなにか?(特にバーチャルライブについて)

3.Unreal Engineを使った音楽ライブの制作

4.XRライブ制作の機材と仕組み(配線図やチーム内の担当などVFCのプロジェクトを例に)

5.Unreal EngineでのCG制作について。使用したアセットの紹介、ルックの作り方

6.現場での撮影・照明・FXのコントロール

7.センシングについて(HTC VIVE Trackerを活用)

8.XR LIVEのディレクション(演出・各パートのスタッフとのコミュニケーション)

9.まとめ(XR LIVEの課題と可能性)

 

▼Unreal Engine 4でのバーチャルステージ作成画面



 

▼配信現場の様子



 

●登壇者

NOBUAKI KAZOE(REZ&)

VJ REZ / VJ / Visual Artist / 1989年生まれ。 2010年よりVJとして活動をスタートし、2013年にミヤガワ タクヤと共に”REZ”を結成。東京を拠点にVJとして活動し、2021年に「REZ&」として起業。バーチャルライブの制作からステージ演出を行う。 国内最大のクラブ「ageHa」で2012年の『ageHa 10th ANNIVERSARY WONDERLAND』にVJとして出演以降、数多くのパーティーにVJとして携わり、VJに限らず映像と照明をリンクさせた演出システム構成や映像ディレクションを手掛けている。 また、ULTRA JAPAN、EDC JAPAN、SUMMER SONIC、SONIC MANIA、electroXなど多くのミュージックフェスティバルにVJ REZで起用される。2016年からVJシステム『DEVISION』をTouchDesignerで構成し、TouchDesignerの開発元であるDerivative社で特集が組まれる。2019年1月からは東京のVJシーンを再考すべく『VJ概論』プロジェクトをTDSWと共に企画。また次世代のエンターテック人材を育成することを目指しTOWER RECORDSが進めている「TOWER ACEDEMY」では『TouchDesignerを使ったVJ講座/プリレンダVJ編』にて講師を務める。 2020年、「DOMMUNE」で行われた『FISHMANS AR LIVE「INVISIBILITY」』にVJとして参加したことでXRとライブビジュアルの可能性を予感する。 現在は「Moment Tokyo x REZ& x huez」の3社共同でUE4を使用した多数のバーチャルライブ制作を行っている。『Kizuna AI Virtual US Tour』『Kizuna AI Virtual Fireworks Concert』ではバーチャルライブ制作のDirectorを務める。

Twitter TouchDesigner公式サイトに掲載されたKAZOEさんの記事