イラストレーターで映像作家のりゅうせーさん。活動10周年を迎え、ますます精力的な動きを見せているりゅうせーさんですが、これまで培ってきた制作ノウハウはほとんど語られていません。「絵の量」や「ストーリー重視」などクライアントからの依頼に合わせて自身の引き出しから提案するのはもちろんのこと、「やりたい表現を優先した技術発表会にしたくない」と語るりゅうせーさんが大切にしているのは“音楽を聴く”こと。今回はそんなりゅうせーさんがどのように考えてイラストを作り、映像化しているのか、ノウハウを徹底解剖します。

 

 

●ウェビナーを見る

本映像は、2022年10月14日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●講座の内容

▼今回のウェビナーで紹介する作品

ボカロPと絵師が25人集まってダンスロボットダンスMVアレンジメドレーしてみた

 

ラブカ? / 柊キライ feat.flower

 

【syudou】いらないよ

 

1. 自己紹介・経歴の紹介

2. 音に対してのアプローチで分岐する絵の枚数と編集方針
-一枚絵MV「ダンスロボットダンスアレンジメドレー」
-セクションごとに絵を分けるMV「ラブカ?」
-ストーリー重視MV「いらないよ」

3. 映像イメージの聞き取りとラフのやり取り
-楽曲解説の抽象度で決まる映像編集方針の分岐
-アイデアの出しで気をつけていることについて

4. 実制作:イラスト編
-汎用性のあるイラストの基本

5. 実制作:映像編
-音ハメ意識は敵じゃない。目に見えない音から視覚に落とし込むための目印である。
-“音のコントラスト”を見る方法
-複雑な技法に捕らわれない編集。寄り・引き・拡大縮小・回転・カーニングだけで映像は作れる。

6. 質疑応答


 

 

●登壇者

りゅうせー

イラストレーター/映像作家

1989年12月12日生まれ。出版社でデザイナーとして働きながら2016年に独立。以降、イラストレーター・映像作家として活動。これまで数々のボカロ楽曲のMVを担当し、現在はインターネットコンテンツには止まらず、バンド、声優などへのMV提供や、ライブにおけるBGVなど舞台を選ばず幅広い作品を提供する。納期の中での、最適な画風やキャラクター等身でのアウトプットを心がけており、特に男性キャラクターのデザインや、ファンタジー要素を取り入れた作画を得意としている。

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