11月20日発売VIDEO SALON12月号の特集は「インディーアニメの現在地」。

CLIP STUDIO PAINTの機能の進化、Blenderの登場などによって、以前よりも格段に個人がアニメ制作に取り組みやすくなり、プロアマ問わずその人口が増えつつあります。

今回の特集では、個人または少人数でアニメを制作しているクリエイターの方にスポットライトを当て、技術的な作品制作の裏話はもちろん、独学でアニメ制作を学ぶ際のコツや、各クリエイターの方が現在にいたるまでたどってきた過程、好きな作品を作り続けるためにしていることなどに迫ります。

 

令和と昭和を”まんが”でつなぐアニメーション

この講座では、昭和テイストなアニメを制作し、話題のかねひさ和哉さんを講師にお招きし、自身がアニメーションづくりを始めたきっかけや影響を受けた作品を皮切りに、詳しい作品の制作方法なども解説していただきます。

講座のなかで解説してもらうのはYouTubeにアップしている『カネヒサくん』シリーズ。ノイズやグレインの入れ方、色調補正、マシントレス風の描線を再現する方法など、「昭和風アニメ」ができあがるまでの工程を具体的に公開します!

 

●ウェビナーを視聴する

本映像は、2023年9月29日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●講座の内容

・自己紹介
・アニメ制作を始めたきっかけ
・初期作、代表作、個人的に気に入っている作品・今後作りたい作品の計画などの解説
・ワークフロー解説(AE画面のキャプチャを用いた解説)
→ノイズやグレインの入れ方、色調補正
→マシントレス風の描線を再現する方法
・ 『カネヒサ君』シリーズを用いた作例解説
・ 今後やってみたいこと

▼作例として解説予定の作品

●登壇者

かねひさ和哉

2001年生まれ。幼少期より日本のテレビアニメやアメリカの短編カートゥーンを愛好し、以来1930-50年代の商業アニメーションを中心に、古典映画や20世紀の大衆文化に関心を抱いている。「アニメーションの面白さを伝える」ライターとしての活動と並行して、2022年より動画制作活動を開始。現代社会を昭和40-50年代のテイストで表現した動画が話題を呼ぶ。YouTubeチャンネル登録者数は約9万人(2023年9月現在)。