5月号のブラシレスジンバル・スタビライザーレポートでご紹介した、CAME-7800。ここでは、誌面で解説できなかった、セッティング部分について、写真とリンク動画付きで解説したい。レポートは岡英史さんです。


1.まずは開梱した状態からスタート


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CAME-7800はパッケージから出した状態でほぼ完成品となっている。取り付ける物と言えばバッテリーとモニターくらだ。今回のカメラは8-16mmの超広角ズームレンズを付ける関係からNEX-5をチョイス。工具は基本的には同梱されている六角レンチ1本で出来ないこともないが、水準器は最低限揃えた方が良い。今回は六角レンチセット(ケージの調整)コインドライバー(マウントプレート用)ノギス(サイズ長確認用)竹ひご(カメラバランス出し用)水準器(各部位用)を揃えた。ココまで揃える必要は全くないが道具は揃えると無駄なことはせずに済む。

2.3軸調整


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まずはカメラから一番近いジンバルからの調整をしよう。いきなりバランスを取る前に各部のサイズを左右シンメトリーにするところから始めたい。出来ればノギスで1/10mm辺りまで追い込めると良いが定規で1mm単位で十分だろう。1軸目はカメラの前後バランスの調整から始めたい。
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カメラをマウントにセットした状態でまずは竹ひご等を使ってカメラ本体の前後位置を探し、そのバランスポイントをケージのセンターに持ってくる。前後の重心はこれで撮れているが高さの重心ポイントがあるのでそれを前後プレートとケージでカメラが平行になるように微調整をする。一応水準器で水平を確認しながら行うと楽だ。
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次の調整はロール部分のジンバル調整だ。前後の平行が取れていればロール方向(左右バランス)は比較的に簡単に調整は可能だ。カメラプレート裏側ネジで左右方向での調整を行う。このネジはコインでもできるが、コインドライバーを使った方が調整は楽になる。
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 これで2軸分の調整が終わったが大体の方がこれで終了し運用してしまうが、実はパン方向の3軸目をきちんと調整すると動きがかなり変わる。
パン方向も確実にバランスをどこのポイントでもゼロに持ってくる必要がある。あまり調整が要らないように見えるがココの部分が悪いと、動から静へ、また、その逆の動きの時に違和感のある動きをしてしまうことになる。本体全体を傾けても、どこでもぴたっと止まるように、左右アームの角度調整も含めてすべてのジンバル調整を終わらせたい。
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最終的にこのような感じでも止まるくらいにバランスがとりきれれば完全にOK。その際に各部位調整中は水準器で平行がとれていると、次の作業が楽になる。
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 さてココまでの所要時間は箱出しから30分弱。3軸ジンバルスタビライザーは電気で制御してる分、最初の調整がひじょうに大変なことは頭に入れておきたい。

CAME-7800の調整方法(販売代理店のテイクが制作したビデオ)


この記事はビデオSALON2015年5月号の関連記事です。CAME-7800のレビューについては本誌をご覧ください。