【Inter BEE 2018】Inter BEEが終わって一晩寝て印象に残ったことを


昨日でInter BEE 2018が終わりました。この欄で告知しましたが、2日目からビデオサロン12月号を販売しましたが、初日から、「ビデオサロン最新号を売ってるらしいと聞いてきたんだけど」という人がいらっしゃったそうで、申し訳ない気持ちと同時に、来てくださる方がいることを嬉しく思いました。会場では無料で配られている印刷物がほとんどのなか、お金を出して買ってくださるわけで、我々としても身が引き締まる思いです(もちろん、無料で配られているものなら気楽に作れるというわけではありません。我々も無料配布している印刷物やバックナンバーがありますので)。

レポートは現在随時アップ中で、総括的なレポートは12月20日売りの1月号に掲載しますが、とりあえず一晩熟睡したあとで何が印象に残ったか断片的に書いてみたいと思います。(本当に脈絡なく書きます)

 

大画面の直視型でHDR

まず映像としては、ソニーブースのCrystal LEDパネルのHDR映像が印象に残りました。下のリオのカーニバルの映像は、別のモニターやプロジェクター、別環境で何度も見ている映像なのですが、このCrystal LEDで見るとそれは別体験でした。その感じはこの写真でも少しだけ伝わるかもしれません。スクリーンではこのHDR感を出すのは難しいので、Crystal LEDというデバイスのパワーなのでしょう。

 

ラージセンサー(写真の中判サイズ)のムービー

映像では、もうひとつラージセンサーの可能性が見えてきました。というよりも、ラージといっても、写真でいう中判サイズのムービーのことで、これがどうしても忘れられません。MATTさん(Matthew Carmody マシュー・カモディーさん)にVideosalon.jp上で2本のレポートを書いていただいています。

1億画素の中判モンスター・ハッセルブラッドH6D-100Cの4K RAW動画を現場で徹底検証!

ハッセルブラッドH6D-100CとPLレンズマウントシステムALPA PLATONをワンマンオペレーションの現場で運用する

このうち、下の作例は、レポートにもありますが「最初の準備映像本番中の神社の映像はすべてマミヤのレンズ。」だそうで、具体的にはMamiya 80mm/F1.9をPLマウントにしたものだそうで、その見たことのない空気感の映像に私は魅せられてしまいました。

こちらのダイジェスト映像は、空撮のDJI Inspire 2の映像と合わせるために、地上の画はすべてMamiya 80mm/F1.9 PLマウントだそうです。マミヤのこの柔さかさが堪りません。

Y.D.Sブースのハッセルブラッドコーナーでその「中判」4K RAWムービーを見ながら、MATTさんと話をしましたが、本当はこういう映像は見たくないし、知りたくなかったですね(笑)。こんな空気感の映像を見てしまうと、気になって仕方がないです。

もっとも、普通の人は、ハッセルブラッドH6D-100Cは導入できないし、運用できないし。

何よりも、これは絶対にピントが合わせられないと思うのです。

ところがMATTさんは、動きながらピントを合わせている。これは驚異的なことだと思いますが、いろいろ伺ってみると、ピント合わせには相当な自信を持っているようで、彼なりのノウハウがあることがわかってきました。

ハッセルブラッドH6D-100CとALPA PLATONの組み合わせは想像以上に小さくて、コンパクトでかっこいいのです。(KPIブースでの展示)

TOKINAのシネレンズは、35mmフルサイズはカバーしますが、中判センサーではさすがにケラれるのですが、少しトリミングすれば使えるらしい。となるとこのレンズが光り輝いてみえてきます。

「中判ムービー」が自分でもできないかと思ってしまいますが、さすがにハッセルは無理なので、現在開発中の富士フイルムのGFX 100Megapixelsならどうなんだろう。動画のRAWはさすがに対応していませんが、4K/30p 10bitを実現するとアナウンスしていますし、AFもボディ内手ブレ補正もあるので、どんなムービーが撮れるのだろうかと妄想してしまいます。

 

TILTAMAXとTILTA

ブツではやはりTILTAが良かったですね。こちらでレポートしていますが、ブースで配っていたカタログを何度も見てしまいます。そのカタログの日本語はめちゃくちゃなのですが(笑)、まあ、意味は通じます。

GH5用のカメラケージもあってグリップをつけるこんな感じ。

ポケシネ4K用のケージ。サムスンのポータブルSSD T5をこうつけるのか。

3軸ジンバルもあって、カメラの上からも固定するのはいいかもしれません。

レンズコントロールシステムのNUCLEUS-Nはハンドヘルドジンバル用のレンズギアコントローラーで、ハンドホイールは、ジンバルのローゼットに装着できます。

ちなみにTILTAのNUCLES-Mは田村さんのレポートでちらっと出てきます(もっともこれはレンズギア側の話なのですが)。

TILTA、日本での代理店が決まったらぜひ表紙にしたいですね。