キヤノン、高速連写と高画質を両立したAPS-Cデジタル一眼レフカメラ『EOS 90D』を発表


▲EOS 90D EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMレンズキット

キヤノンは、APS-C サイズのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ『EOS 90D』を2019年9月中旬より発売。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格はボディのみが150,000円、「EF-S18-135 IS USM レンズキット」が197,500円(ともに税別)。

『EOS 90D』は、「EOS 80D」(2016 年3 月発売)の後継機種で、新開発のCMOS センサーと映像エンジンDIGIC 8 の組み合わせにより、キヤノンのAPS-C サイズCMOS センサー搭載のデジタルカメラにおいて最高レベルの画質を実現。また、高速連写やファインダー撮影時の顔認識の性能も向上。

動画撮影は、「デュアルピクセルCMOS AF」に対応したクロップ(切り出し)のない4K/30p 動画の撮影を実現。風景などのシーンにおいて、レンズ本来の画角を生かした動画撮影が可能。また、被写体の瞳を検知してAFする瞳AFにも対応。

 

主な特長

■表現の幅を広げる高品位な動画撮影機能
フルHDの約4倍の解像度で記録される4K UHD(3840×2160)動画撮影を実現。フレームレートは30p/25p。撮影中のオートフォーカスや動画電子ISなどさまざまな機能を数多く搭載することで、本格的な映像制作をサポートする。また、4K動画はクロップ[する/しない]を選択可能。クロップ[しない]を選択すると、レンズの焦点距離をそのまま活かせるため、広角レンズ使用時、その特性を活かした表現が可能。また、フルHD/120p のハイフレームレートでの動画撮影を実現。フレーム数が上がるため、被写体が速く動くシーンでも、スロー再生で滑らかな動きを表示することが可能。

■ 光学ファインダーでの最高約10 コマ/秒の高速連写
視野率約100%の光学ファインダーにより、リアルタイムに被写体の確認ができる。また、動く被写体に対しても優れた捕捉性能を発揮する「オールクロス45 点AF」に加え、最高約10 コマ/秒の高速連写を実現し、スポーツや動物など動きの速い被写体を快適に撮影できる。

■ 約3250 万画素CMOS センサーと映像エンジンDIGIC 8 による高画質
キヤノンのAPS-C サイズCMOS センサー搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて最高となる有効画素数約3250 万画素のCMOS センサーと、映像エンジンDIGIC 8 の組み合わせにより、ノイズの少ない高い解像感を実現。画像の一部を切り出すトリミングによる部分拡大でも高画質な画像を得ることができる。

■ 動体撮影など幅広いシーンに対応する高速AF
約22 万画素の新測光センサーと映像エンジンDIGIC 8 により、ファインダー撮影時に被写体の顔を検知して追尾する「EOS iTR AF」が可能で、顔検知により人物の合焦率が向上するとともに、動きの速い被写体でも高精度に追従する。また、各画素が撮像と位相差AF の両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しており、ライブビュー撮影においても、高速・高精度な合焦が可能。また、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」が、ライブビュー撮影時、サーボAF/動画サーボAF 時においても使用可能。

 

主な仕様

有効画素数:約3250万画素
撮像素子:CMOSセンサー(APS-Cサイズ)
マウント:キヤノンEFマウント
ISO感度:ISO 100〜25600(拡張ISO 51200相当)
サイズ:約140.7(幅)×104.8(高さ)×76.8(奥行)mm
質量:約701g(バッテリー、カードを含む)/約619g(本体のみ)

◉商品紹介動画

 

◉製品情報
https://cweb.canon.jp/eos/special/90d/

キヤノン株式会社
https://canon.jp/

vsw