ニコン、Z マウントシステム対応の超望遠単焦点レンズ NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S を発売


株式会社ニコンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ『NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S』を4月22日より発売する。同製品は受注販売のみで、4月8日より受注を開始した。価格は、973,500円(税込)。

NIKKOR Z レンズ最長となる焦点距離800mmの同レンズは、PF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズを NIKKOR Z レンズで初めて採用し、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」(2013年5月発売)と比較して、約48%の軽量化、全長約16%の小型化を実現。これにより、手持ちや一脚での撮影が容易になるだけでなく、登山時の野鳥や野生動物撮影などといった長時間の撮影や移動における負担を軽減するとしている。

また、究極の光学性能を追求する「S-Line」に属し、PFレンズに加え、EDレンズ、SRレンズの採用により色にじみを抑え、遠くにいる野鳥の繊細な羽毛まで克明に表現できる。

さらに、ナノクリスタルコートの採用、PFレンズの形状とレンズ配置の最適化により、ゴーストの発生を抑制し、クリアーな描写を実現。さらにレンズの重心位置を従来よりもボディー側に寄せた設計は、レンズの重みを感じにくいため、流し撮り時でもレンズをコントロールしやすく、飛行機のような動体撮影にも適している。


▲『ニコン Z 9』に装着時

 

 

主な特長

・テレコンバーター装着時においても高い解像感を維持し、「Z TELECONVERTER TC-1.4x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を1120mmまで、「Z TELECONVERTER TC-2.0x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を1600mmまで拡大

・カメラの撮像範囲を「DX(24×16)」に設定するとテレコンバーター無しでも焦点距離を1200mm相当まで拡大可能

・5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構を内蔵。さらに、「ニコン Z 9」(2021年12月発売)と組み合わせることで、シンクロVR適用により5.5段の手ブレ補正効果を発揮

・「STM(ステッピングモーター)」を採用し、高速・高性能かつ静寂なAF駆動を実現

・高い防塵・防滴性能や、堅牢性と耐候性を備えた高い信頼性、フッ素コート採用による高い防汚性能を発揮

・面積の広い滑り止めラバーを採用することで、高いホールディング性を実現

・4つの「レンズFn2ボタン」と1つの「レンズ Fnボタン」を搭載し、機能の割り当てのカスタマイズが可能

・付属するレンズフードのロック機構を改良し、大口径でも片手でフードの着脱が可能

・ピント位置を登録、設定したボタンを押すことで、登録したピント位置に瞬時に合わせることが可能な「メモリーリコール」機能を搭載

・フォーカス時の画角変化(フォーカスブリージング)の低減や、露出の安定化など動画撮影に配慮した設計

 

主な仕様

マウント:ニコン Z マウント
焦点距離:800mm
最大口径比:1:6.3
レンズ構成:14群22枚(EDレンズ3枚、SRレンズ1枚、PFレンズ1枚、ナノクリスタルコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり)
画角 :3°10′(撮像範囲 FX)2°00′(撮像範囲 DX)
寸法:約140(最大径)×385mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
質量:約2385g

 

◉製品情報
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_800mm_f63_vr_s/

株式会社ニコン
https://www.nikon.co.jp/