ソニーは、35mmフルサイズ対応Eマウントレンズとして、『FE 16-25mm F2.8 G』を5月17日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は185,000円前後(税込)。

『FE 16-25mm F2.8 G』は、焦点距離16mmから25mmまでの全域で開放F値2.8を実現した、大口径コンパクト広角ズームGレンズ。最大径74.8mm×長さ91.4mm、質量約409gのコンパクトな筐体を実現。

リニアモーターを2基搭載し、高速・高精度・高追従かつ静粛なAFを備える。『α9 III』の最高約120コマ/秒のAF/AE追随高速連写にも対応。

ED(特殊低分散)ガラス3枚、ED非球面レンズ1枚を含む非球面レンズ4枚を効果的に配置することで、色収差など諸収差を低減。フレア、ゴースト、色のにじみを効果的に抑え、ズーム全域で被写体の細部まで精密に描写する。

スローモーションや、4K/8Kの高精細動画撮影などの撮影においても、α本体と連携し動きの速い被写体をしっかりと捉え、高精度で追随する。動画での使用頻度の高い焦点距離、F2.8の小型・軽量ズーム、高性能AF、ブリージングの抑制など、動画撮影に最適なレンズ。繰り出し幅が短く、重心移動が少ないため、ジンバルやドローンでの撮影も快適に使用できる。

最新のαシリーズボディの動画性能を遺憾なく発揮。手ブレ補正「アクティブモード」と組み合わせることで、歩きながらの手持ち撮影でも安定した動画を撮影できる。加えて、本レンズはαシリーズボディの「ブリージング補正機能」にも対応。絞りリングは動画撮影時に便利なクリックのON/OFFが可能。

また、2024年2月に発表した『FE 24-50mm F2.8 G』とフィルター径などの仕様や操作性が共通で、レンズの大きさ・質量も概ね同じであるため、手持ち撮影時やジンバルと組み合わせた撮影時のレンズ交換も容易に行える。

▲使用イメージ

主な特長

  • 最新の光学設計とメカニカル設計による小型軽量デザイン。フィルター径φ67mm、最大径74.8mm、長さ91.4mm、質量約409g。
  • ED(特殊低分散)ガラス3枚、ED非球面1枚を含む非球面レンズ4枚を効果的に配置することにより、色収差など諸収差を低減し、画面中心から周辺部分まで高い解像性能を実現。
  • 11枚羽根の円形絞りや球面収差の最適化などにより、Gレンズならではの美しくやわらかなぼけ描写を実現。
  • 最短撮影距離0.18m(AF時)、最大撮影倍率0.20倍(AF時)の高い近接撮影能力。
  • リニアモーターを2基搭載し、動きの速い被写体でも高速・高精度・高追従かつ静粛なフォーカシングが可能。また、フルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 III』の最高約120コマ/秒のAF/AE追随高速連写にも対応。
    精緻なピント合わせが求められる4K120p/FHD240pのハイフレームレート動画撮影時もスムーズに追随。
  • マニュアルフォーカス時のリニア・レスポンスMFの採用により、高品位な映像表現が可能。
  • フォーカス中の画角変動(フォーカスブリージング)を抑制し、動画に求められるなめらかな表現が可能。
  • αシリーズカメラの手ブレ補正「アクティブモード」に対応し、高い手ブレ補正効果を実現。
  • フォーカスホールドボタンをはじめ、絞りリングや絞りクリックON/OFFスイッチ、フォーカスモードスイッチなど使い勝手にこだわった機能を搭載した高い操作性。
  • 防塵防滴に配慮した設計、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティング。

主な仕様

レンズ構成:13群16枚
最短撮影距離:0.18m(ワイド端)-0.25m(テレ端)(AF時)、0.17m(ワイド端)-0.22m(テレ端)(MF時)
最大撮影倍率:0.20倍(AF時)、0.23倍(MF時)
焦点距離イメージ:24-37.5mm
フィルター径:67mm
大きさ:最大径74.8mm × 長さ91.4mm
質量:約409g

◉製品情報
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL1625G/

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/