これまで開催したVIDEO SALON WEBINARの中から、今月は『カラーグレーディング』特集をピックアップ。
あの気持ちのいい、魅力的な色はどうやって生み出されるのか? 本職の撮影監督や照明技師、カラリストのノウハウだけでなく、ファッション系のコンテンツを生み出すクリエイターや、ライティングから編集、グレーディングまでの自身で手掛ける現代ならではのビデオグラファーの手法を紹介していきます。
サブスク(VIDEO SALONプレミアムコンテンツ)では今回紹介するウェビナーのほか、過去のアーカイブを月額5500円からご視聴いただけます。
VSW012 一歩先に行くためのDaVinci Resolveカラーグレーディング入門「ルック作りのためのビジュアル思考とノード構築をマスターする」(講師:鈴木佑介)
企画から撮影、編集までを手がけるビデオグラファーとして活躍するだけでなく、カラーグレーディングのトレーニングを開催している鈴木佑介さんが、一歩先に行きたい人を対象に、ルック作りのビジュアル思考とそれを実践する「ノード」構築を解説します。
●講座の内容
◉プライマリとセカンダリとは
◉グレーディングは「ノードプランニング」をするとシンプルに考えられる
◉ノードの種類を理解する
◉どのノードで何をしているのかを自分の中で整理しておく
●登壇者
鈴木佑介
1979年神奈川県逗子市生まれ逗子在住。日本大学芸術部映画科 演技コース卒業。在学中に撮られる方(俳優)から興味がシフトし、映像制作の世界へ。 TV-CF制作の撮影スタジオ勤務を経て、2004年からフリーランスの映像作家として活動。企画・演出・撮影・編集・カラーグレーディングまでワンストップで行い、 プロジェクトごとに必要なスペシャリストをスタッフィングして制作をするスタイル。VIDEO SALONでは、「もう一度動画をはじめから」を連載中。Blackmagic Design 認定 DaVinci Resolve 16 トレーナー。
VSW014 – DaVinci Resolve 実践カラーグレーディングセミナー「ビデオ絵からの脱却! 風景映像を印象的に表現するテクニック」(講師:井上卓郎)
本ウェビナーでは「ビデオ絵からの脱却! 風景映像を印象的に表現するテクニック」と題し、本拠地、長野県を中心に雄大な山岳動画を撮影し続ける井上卓郎さんから、カラーグレーディングの考え方や「自分だけの色」をどう表現するかを解説していただきます。特に「セカンダリー」と言われる特定部分の色を変化させていく技は、カラーグレーディングの幅を大きく広げてくれるはずです。
●講座の内容
この講座ではそんなあなたにLUTを当てるだけとは違った「自分だけの色」を作るためのテクニックを紹介します。カラーグレーディングで何をしたらいいか分からない方、もう一歩先に進んだ表現方法を知りたい方などにおすすめです。
セミナーはDaVinci Resolveを使って進めていきますが、考え方は他のソフトを使っても一緒ですので、Premiere ProやFinal Cut Proを使用している方にも参考になると思います。
●登壇者
井上卓郎(Happy Dayz Productions)
ノンリニア映像編集の初期から、スキーやマウンテンバイクなどアクションスポーツ映像の制作活動を始め、その後ゲーム会社に入社し、ビデオゲームのプロモーション映像、テレビCMなどの制作、ディレクションを手掛ける。ゲーム会社を退職後、再び「映像家」としての活動を再開する。映像を撮り始めてから20年。「興味を持ったものを作品にする」というスタイルは変わらない。DaVinci Resolve 認定トレーナー。月刊「VIDEO SALON」誌(玄光社)にて「今日からあなたもダビンチ推し!」好評連載中。
VSW015 – DITが教える“前段”テクニック「カラーグレーディングで困らない映像データの収集と管理術」(講師:渡辺裕之)
本ウェビナーでは、TVCMなどの撮影現場において、映像品質の管理やデータ保全を行うDIT(デジタル・イメージング・テクニシャン)という立場で活躍する渡辺裕之さんに、カラーグレーディングを前提とした撮影ノウハウから、カラーグレーディングの前段となる編集ソフトに読み込んだデータの管理まで、丁寧に解説していただきます。
●講座の内容
1.DITの仕事
2.カラーグレーディングに最適な映像を記録できるカメラとは?
3.カラーグレーディングに最適な映像データを記録する
4.記録されたデータを100%活かすRAW現像とLogデータの扱い方
●登壇者
渡辺裕之
大学生の時に経験した地方局でのアルバイトをきっかけに、映像業界に入る。株式会社レイ(マックレイ事業本部)で17年経験ののち独立し、現在はフリーのDITとしてCMを中心に広告系映像の撮影に関わる。様々な作品の狙いに柔軟に対応できるよう、常に各社の最新機材動向を注視し、幅広く対応できるように心がけている。最近ではDITの延長線として、ドローンのオペレーションやライブ配信も行う。
VSW095 カラーグレーディングで女性をもっと美しく「DaVinci Resolveで実践 スキントーン調整の基礎知識」(講師:鈴木佑介)
本ウェビナーは、「DaVinci Resolveで実践 スキントーン調整の基礎知識」をテーマに映像作家の鈴木佑介さんが、DaVinci Resolveを使って撮影した映像をどのようにカラーグレーディングを行えば、もっとも人物の肌が美しく仕上がるのか、その基礎知識をお伝えします。また、素材を配布して、講師の鈴木さんが受講者の皆さんと一緒にDaVinci Resolveでデモを行います。座学だけでなく、自分の手を動かして学べるセミナーで、スキントーン調整の基礎知識がより身につく内容になっています。
●講座の内容
【基礎編】
・ポートレートムービーにおけるカラーグレーディングの考え方
・適正で撮っておけばノーマライズだけでもキレイになる
・クオリファイアの解説とスキントーン調整のコツ
など…
【実践編】
・配布した素材を使って、ハンズオンで実践
●登壇者
鈴木佑介
1979年神奈川県逗子市生まれ逗子在住。日本大学芸術部映画科 演技コース卒業。在学中に撮られる方(俳優)から興味がシフトし、映像制作の世界へ。 TV-CF制作の撮影スタジオ勤務を経て、2004年からフリーランスの映像作家として活動。企画・演出・撮影・編集・カラーグレーディングまでワンストップで行い、 プロジェクトごとに必要なスペシャリストをスタッフィングして制作をするスタイル。VIDEO SALONでは、「もう一度動画をはじめから」を連載中。Blackmagic Design 認定 DaVinci Resolve 17 トレーナー。
VSW164「カラリストが作品の色を決めるまでの思考フロー」講師:Shuma Jan(bird and insect)
本ウェビナーは写真・映像の制作を主体とするクリエイティブカンパニーbird and insectのディレクターであり、カラリスト・エディターとして活躍するShuma Janさんを講師に迎えてお届けします。
映像の世界観を表すルックは、作品のコンセプトとも密接に関連しています。この講座ではShumaさんが監督・照明・編集・カラーを手掛けたショートフィルムを題材に、コンセプトとルックの関係を紐解いていきます。
●講座の内容
・自己紹介、お仕事紹介
・『私らしゅう生きるノート ―大切な人に伝えたいこと―』(上映時間10分)
・作品制作の経緯やコンセプトについて
・撮影の裏側とカメラやライティングについて
・撮影時にスタッフと完成形のルックをどのように共有していったのか?
・ルックの設計をどう考えていったのか?
・作品の1場面のカラーグレーディングを紹介(DaVinci Resolveでの実演)
・まとめ
●登壇者
Shuma Jan(しゅま・じゃん)
映像作家・映像ディレクター クリエイティブスタジオ bird and insectに ディレクター / エディター / カラリストとして所属。 BMWやYAMAHAなどのプロモーション映像や 観光事業/インバウンド向けの映像を数多く手がける。 現在は東京と岡山の2拠点で活動しており 多様な価値観を感じながら作品制作に励んでいる。 instagram /Twitter
VSW166「映像兼フォトグラファーの色彩を学ぶ ファッション・ライティング&カラグレ術」(講師:畠山佑輝)
ファッション業界出身のビデオグラファーでフォトグラファーの畠山佑輝さんをお迎えして、DaVinci Resolveによるカラーグレーディング術とライティングを学びます。畠山さんの作品の色は、ひと目でセンスを感じるものばかり。その土台にはファッション業界で培った色彩感覚があり、さらにフォトグラファーならではのスチール的視点も合わさっている。そんな畠山さんが教えるカラーグレーディング。そのノウハウが、本ウェビナーで初めて明らかとなります。
ファッション系の映像を撮りたい人、自分の色彩センスを高めたい人は必見。本編では、実際のDaVinci Resolveの画面を見せながら解説していきます。
●講座の内容
<畠山さんについて>
・自己紹介
・自身の仕事・スチール作品の紹介
<機材の解説>
・シネマカメラとスチール機の違い
・使用機材の解説(Canon / Sony / Blackmagic Design)
<ライティング・カラーグレーディングの解説>
・作例に沿ってライティングやカラーグレーディングを解説
DaVinci Resolveで実演解説
カラコレからカラグレの手順や方向性
LUTはどのように使うか
LUTの小技
・ライティングの解説
被写体への光の当て方
背景のライティングの作り方
使用ライティング機材
<質疑応答>
●登壇者
畠山佑輝(はたけやま ゆうき)
ファッション業界を経てビデオグラファー・フォトグラファーに。映像作品では、自身でディレクションから編集まで一貫して行う。ファッションのスチール撮影や、企業広告を中心としたドキュメンタリー、プロモーション映像まで幅広い分野で活躍。前職であるファッション業界で培った色彩感覚を活かして、現在はカラリストの仕事も請け負っている。
VSW167「思い通りのシーンに仕上げるためのライティング→カラーグレーディング」(講師:鈴木佑介)
本ウェビナーでは映像作家の鈴木佑介さんを講師にお迎えして、得意なライティングとカラーグレーディングについて実例ベースで存分に語っていきだきます。「現場に無い色はあとから自然に出ない」と語る鈴木さん。密接な関係にあるライティングとカラーグレーディングについて解剖していきます。
今回のウェビナーは、鈴木さんが制作した8Kショートフィルム『Detail in Life』の例を中心に、映像の完成イメージからさかのぼった照明の当て方とカラーグレーディングの方法を解説します。ライティングとグレーディングを手掛けるクリエイターだから可能になる現代の制作方法を紹介します。
●登壇者
鈴木佑介(すずきゆうすけ)
フリーランスの映像作家/DP
1979年神奈川県逗子市生まれ、逗子在住。
日本大学芸術学部映画学科 演技コース卒業。
「人を描く」事を専門に Web媒体を中心に広告・プロモーション映像などをワンストップで手がける。
執筆業の他、講師・映像コンサルタントとしても活動。
最近ではスタジオポートレートを中心にスチル撮影業も始める。
Blackmagic design 認定 DaVinci Resolve18 トレーナー
RODE / NANLITE 日本公式アンバサダー
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