VIDEO SALON2月号の特集は「映像クリエイターと生成AI」。ChatGPTなどのテキスト生成AIをはじめ、アドビFireflyやMidjourney、Stable Diffusion、DALL-E3などの画像生成AI、Runwayなどの動画生成AIなど様々なAIが登場しています。今回の特集では映画、CM、アニメ、3DCGなどの領域でクリエイターがどのように生成AIと向き合っているのか。生成AIの活用事情やクリエイターがAIに感じている可能性に迫ります。また、仕事で生成AIを利用するにあたり、著作権の考え方についても紹介していきます。

 

“視点”が自由になることで映像はどう変わるのか?

この講座ではCGテクニカルディレクター、ドローンオペレーターとして活動してきた北川哲一郎さんにご登壇いただき、NeRFや3DGS(3D Gaussian Splatting)を用いた映像制作について学びます。複数の視点の画像から視点を自由に動かせる3D空間を構築するNeRFや3DGSが新たな映像制作の手法としても注目されています。

今回は北川さんが手がけたNeRFや3DGSの作品を例にしながら、フォトグラメトリ・NeRF・Gaussian Splattingの違いについて、また制作のワークフローなどを解説していただきます。

 

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本映像は、2023年12月15日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

 

●登壇者

北川哲一郎

CG歴20年:TVCMやゲーム内動画制作を行い、SQUARE-ENIXの キングスグレイブ FF15の技術監督を最後に独立。
ドローン歴10年:趣味でドローン自作から開始(オープンソースのアルジュパイロット)、DJI Phantom2から購入し空撮を楽しむ中でドローンレースやFPVにハマり独立して自作FPVドローンでの空撮を得意とするgrid_FPV合同会社を設立(6期目)。現在、広告・MV・ライブ空撮の比率が多めとなっている。
生成AI歴1年半:昨年6月からNeRFや生成AIを用いて静止画や動画制作。現在3DGSも用いて業務中。

 

●講座の内容

・自己紹介、お仕事紹介
・作品上映(NeRFの技術が使われた作品)と制作の裏側について
・北川さんが自由視点映像を始めたきっかけ
・フォトグラメトリ、NeRF、Gaussian Splattingの違いについて
・制作のワークフロー
・まとめ