ブラックマジックデザインは、双方向コンバーター『Blackmagic SDI Expander 8x12G』を発表した。発売日は6月で、価格は522,800円(税込)。

『Blackmagic SDI Expander 8x12G』は、既存のあらゆる12G-SDI機器を、最新の100GイーサネットSMPTE-2110 IPシステムに接続できる。同コンバーターは、8つの双方向12G-SDI接続と、SMPTE-2022-7の冗長性に対応した2系統の100Gイーサネット接続をサポートしている。

Blackmagic SDI Expander 8x12Gは、双方向の同時変換が可能。8つの独立した12G-SDIチャンネルをSMPTE-2110に変換し、同時に別の8チャンネルのSMPTE-2110を12G-SDIに変換できる。つまり、1Uラックサイズのユニットで16チャンネルの変換が可能。SMPTE-2110接続は、2つの100Gイーサネットポートを使用して、SMPTE-2022-7の完全な冗長性を確保する。

また、NMOSコントロール専用のイーサネットポートや冗長構成のデュアルAC電源も搭載しており、信頼性の高い放送オペレーションを実現できる。

100Gイーサネットを搭載したすべてのBlackmagic SMPTE-2110製品と一部の10Gイーサネットモデルは、2つの独立したイーサネットポートによる冗長構成になっている。SMPTE-2110の冗長性は、2つの同一のビデオとオーディオの信号を2つの独立したネットワーク接続を通じて送信することで実現される。

予備のイーサネットポートを別のイーサネットスイッチに接続すると、冗長性がさらに向上する。この冗長性は、SMPTE 2022-7(Seamless Protection Switching)と呼ばれる。2つの接続のRTPパケットをシーケンス番号で比較し、先に受信したパケットのピクセルを用いて完全なビデオフレームを再構築する。この切り替えは、リアルタイムで完璧にシームレスに行われ、コマ落ちやオーディオグリッチは発生しない。


Blackmagic SDI Expander 8x12Gの機能

  • 12G-SDI機器を100GイーサネットSMPTE-2110 IPシステムに接続。
  • 8つの双方向接続とSMPTE-2022-7の冗長性をサポート。
  • 1Uラックデザインに12G-SDI入力および12G-SDI出力を8個ずつ搭載。
  • 冗長構成の100GイーサネットはSMPTE-2022-7に完全準拠。
  • SDI接続はSD、HD、Ultra HD間で切替可能。
  • 専用のNMOS接続でIPソースのルーティングが可能。
  • フロントパネルのLCDでビデオ入出力のモニタリングが可能。
  • フロントパネルのスピーカーとヘッドフォンでオーディオのモニタリングが可能。
  • 冗長構成のデュアルAC電源で放送の信頼性を確保。
  • 13ヶ国語のインターフェースで世界中で使用可能。

ブラックマジックデザイン
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