これまで開催したVIDEO SALON WEBINARの中から、今月は『アニメーション』特集を紹介します。

個人や少人数チームでアニメーション制作を実践しているアニメーターに、Blenderなどの3DCG制作ツールを使って生み出された作品の制作フローと、制作の裏側について解説いただきます。

サブスク(VIDEO SALONプレミアムコンテンツ)では今回紹介するウェビナーのほか、過去のアーカイブを月額5500円からご視聴いただけます

 

VSW074「Blenderを駆使して少人数制作を実現!『モナーク/Monark』OP映像アニメーション制作フロー」(講師:ぽぷりか)

無料の3DCGソフトBlenderやAfter Effectsを駆使して、3人の少人数チームでハイクオリティな作品を世に送り出すアニメーション制作チーム・Hurray!。ディレクターを務めたぽぷりかさんに、フリューから発売となる学園RPG『モナーク/Monark』オープニング映像を例に、アニメーション企画と制作のフローについてお話を伺います。

 

●講座の内容

1.映像制作チームHurray! の役割分担
2.企画(シナリオ・絵コンテ・Vコンテ・キャラクターデザイン・コンセプトアート/イメージボード.etc)
3.プリビズ制作
4.3DCG制作(モデリング・アニメーション・カメラワーク)
5.2Dの手描きアニメーションパートとの連携
6.After Effectsでの仕上げ(コンポジットや色調補正等)
7.まとめ
8.Q&A

 

●登壇者

ぽぷりか

2011年から映像制作を始める。思春期、青春感のあるモチーフを特に好み、 カタルシスによる魅力を重視した手描きアニメーション作品や3DCGを併用したモーショングラフィック作品を制作する。企画提案からコンポジット、手描きアニメーション、イラスト、3DCG、楽曲制作(簡易なもの)、撮影まで一通りこなす。 TwitterWEB

 

 

VSW141 八月のシンデレラナイン『Generic Riot!!』MVができるまで「映像制作チームHurray! のセルルックアニメ制作術」(講師:ぽぷりか)

まごつきさん、おはじきさんとともに2017年に結成した映像制作チームHurray! は3人の少人数チームで2Dの手描き表現はもちろん、Blenderを駆使した3DCG作品に取り組んで来ました。このウェビナーでは少人数チームで制作するセルルックアニメのワークフローをぽぷりかさんに解説いただきます。

●講座の内容

『Generic Riot!!』のワークフローを解説
1.作品のコンセプトについて
2.ワークフローの全体像を説明
3.パート別に解説
・コンセプトアート、イメージボードの作成
・キャラクターデザイン
・Vコンテ制作
・プリビズ制作
・Blenderモデリング、背景、プロップの制作
・Blenderでのアニメーション(キャラクターの動き、カメラワークやトランジション)
・After Effectsでのコンポジット
4.質疑応答

●登壇者

ぽぷりか
2011年から映像制作を始める。思春期、青春感のあるモチーフを特に好み、 カタルシスによる魅力を重視した手描きアニメーション作品や3DCGを併用したモーショングラフィック作品を制作する。企画提案からコンポジット、手描きアニメーション、イラスト、3DCG、楽曲制作(簡易なもの)、撮影まで一通りこなす。2017年よりまごつき、おはじきとともに映像制作チームHurray! を結成し、その代表を務める。 TwitterWEB

 

 

VSW140 “異質なセンス”と“美しい世界観” のヒミツ「Blenderで作る 百舌谷流セルルックアニメ制作術」(講師:百舌谷)

2011年頃より精力的に作品を発表しているCG Artistの百舌谷さん。異質なセンスから生み出される美しい世界観は、多くの人を虜にしています。今回は、そんな百舌谷さんが今年6月に発表した作品『floating girl』のワークフローを解説していきます。

独特の色使いや画作りの美しさから、公開からすぐさま話題になった本作。しかし実は、Blenderでのアニメーション作品はこれが初めてだという百舌谷さん。LightWaveを主に使っていた百舌谷さんが、いかにしてBlenderを自分のモノにしていったのか。特集の監修を務めるぽぷりかさんが聞き手となり、企画やキャラデザ、カメラワークやトランジションなどを解説するとともに、彼ならではの制作術のヒミツを明らかにしていきます。

 

●講座の内容

『floating girl』のワークフローを解説
聞き手:ぽぷりかさん
1.ワークフローの全体像を説明
2.パート別に解説
・企画
・音楽を分解
・キャラデザイン
・Vコンテ制作
・Blenderモデリング・セット周りの制作
・Blenderアニメーション(カメラワークやトランジション)
・AEのコンポジット
3.質疑応答

 

●登壇者

百舌谷
CG Artist
2011年頃より本格的に映像制作を始め、現在は3DCGアニメ制作会社に勤務。アニメーター・コンポジターとして活動中

Twitter / Vimeo

 

 

VSW143 短編アニメ『夜の国』に見る「りょーちも流セルルックアニメ制作ワークフロー」(講師:りょーちも)

このウェビナーでは、イラストレーターとしてスタートし、長年アニメーターとして活躍されてきたりょーちもさんにご登壇いただきます。最近はBlenderなどを利用したアニメーション制作に取り組んでおり、10月には「Blender グリースペンシル イラストテクニック 3D空間にイラストを描く!」(技術評論社)も出版。今回はりょーちもさんが監督、デザイン原案、絵コンテを担当した短編アニメ『夜の国』を例に、Blenderでの制作ワークフローを解説していきます。

●講座の内容

短編アニメ『夜の国』のワークフローを解説
聞き手:ぽぷりかさん
1.りょーちもさんの経歴
2.Blenderとの出会い。3DCG歴
3.ワークフローの全体像を紹介
・イメージボードの作成
・キャラクターデザイン
・作画、修正、美術
・AEのコンポジット
・カラーグレーディングなど
4.質疑応答

●登壇者


りょーちも
アニメーター・キャラクターデザイナー・アニメーション監督・CGディレクター。
商業アニメーションで2Dアニメーターとして活動開始。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『時をかける少女』などで原画を担当、『鉄腕バーディー DECODE』キャラクターデザイン・総作画監督、『夜桜四重奏』シリーズではキャラデザイン、総作監、監督を兼任。『亜人』『正解するカド』『GODZILLA 怪獣惑星』『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』など3Dアニメーションにも演出や絵コンテなどで参加し、独自の方法で2D3Dのミックスのアニメ制作方法を開発。『夜の国』では制作方法から開発、監督を行うなど、デジタル最新技術をアニメーションワークフローにいち早く取り入れる活動が業界内外でよく知られている。 近年ではこれまでの経験を活かし、商業作品と個人作家間での技術を共有できるように、アドバイス、ナレッジ紹介なども発信している。
Twitter:ryo_timo

 

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